現在(9/6)、日本円は米ドルに対してUS1ドルが141円という円安になっている。
円安の影響はタイバーツにも表れていて、現在(9/6)1バーツが3.89円だ。
ここ数十年では見たこともないほどのバーツ高だ、というより円が安すぎる。
下のチャートは、2005年からのタイバーツ/日本円の月足チャートだが、2007年6月の高値を越えている。
このままタイバーツが上昇したら、タイにも行けなくなるのか・・・・。
しかし、私はそれほど心配していない。
米国の金利の上昇によって世界のお金が米国に戻っている現在、今までタイなのどの発展途上国に出回っていた資金がアメリカに戻ると思う。
各国は、自国からドルの流失を防ぐために、米国以上の高金利にしなければならない。
しかし、これをすると今まで低金利を前提にやっていたビジネスは破綻することになる。
今までのような発展は望めなくなり、途上国の通貨は弱くなってしまうというのが私の考えだ。
ラオスの通貨キープがそのよい例だ。
これからラオスのような通貨安が、そこかしこで起こるかもしれない。もちろんタイでも。
これからは日本円のようなしっかりした通貨が、力を増し、タイバーツを押さえつけると思っている。
その時が来たら、タイ長期滞在のための資金をタイに持ち込もうと思っている。
1年先、2年先になるかはわからないが、それほど遠い未来ではないと思っている。