運命を拓く

7/15(月)

No.36「運命を拓く」著:中村 天風

心に残った言葉3つ

人間の心の在り方が、物事を決める。

この世は本質的にはうれしい、楽しい、そして調和した優しい世界である。

楽観と歓喜と輝く希望と溌剌(ハツラツ)たる勇気、平和に満ちた言葉でのみ活きよう。

思ったこと・感じたこと

この本を初めて読んだのは、14年前、産婦人科の待合室で、長男が産まれるのを待っている時だった。

初めての男の子、中村天風氏の言うような、元気で溌剌(ハツラツ)とした男に育って欲しいという思いで読んでいたのを思い出す。

あの年(2010年)、私は会社勤めを辞めていた。

株で1千数百万円貯めたので、会社を辞め、専業株トレーダーとして生計を立てようとしていたのだ。

今まさに、新しい命が生まれようとしているのに、無職である私。「これでいいのか?」と思う自分もいた。

しかし、天風氏が言うように、悲観的になる心抑えて、できるだけ楽観的に活きるよう心掛けた。

14年後の今考えると、この考えは正しかった。

あの年に無職でいたところで、その後の私と家族の生活に、大したダメージはなかった。

むしろ、今働かない生活をおくるうえで、大切な経験をすることができた。

家族からのプレッシャー、働かない罪悪感、膨大な自由時間の対処法、失敗が許されない株トレード心理、読書の素晴らしさ、などなど。

「楽観と歓喜と輝く希望と溌剌(ハツラツ)たる勇気、平和に満ちた言葉でのみ活きよう。」

結局、働かなくてもいい資産を持つことのできた今の私が思うのは・・・。

中村天風氏の言うように、楽観と歓喜と輝く希望と溌剌(ハツラツ)たる勇気、平和に満ちた言葉で、今を活きていれば、それでいいのではないかと言うことだ。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




スポンサーリンク