今日は朝からやることがなかったので、アマゾンビデオで映画を2本も観てしまった。
1本目は「サイレント・ヒル」、コナミのゲームソフト「サイレント・ヒル」の映画版だ。正直面白くなかった。
2本目は「ラ・ラ・ランド」、確か数年前にヒットした映画だと思い観てみると、素晴らしかった。やはり映画はこうでなくてはいけない。
多くのアカデミー賞を受賞したのも頷ける。
私は若い時に、東京のある劇団に所属し、演劇をしていた時がある。そのときに団長がこんなことを言っていた。
ミュージカルは総合芸術だと。
歌あり、音楽あり、踊りあり、演劇あり、舞台美術ありとこれらが混在したものがミュージカルであり、娯楽の最高峰だと。
特にこの映画は舞台美術が美しかった。赤、青、黄、緑の衣装、夕方の紫、夜の黒、ネオンの赤・・・。映画館で観たら、色の美しさに圧倒されたことだろう。
私の劇団でも、ミュージカルをやっていた。昼はアルバイトをして生活費を稼ぎ、夜は遅くまで稽古と、大変だった。
この映画を観るまで、自分が劇団員であったことは、記憶の彼方に埋もれてしまっていた。この映画を観て、「そういえば演劇やっていたな」と思い出したくらいだ。それほど印象が薄かったのだろう。
自分の人生を振り返れば、結構いろいろなところに行ったり、いろいろことをやってきたなと思う。