今日は日曜日、秋晴れのいい天気、気温も20℃くらい、絶好の行楽日和だ。
妻は友達数人とトロッコ列車に乗って紅葉を見に行くとのことなので、車で「わたらせ渓谷鉄道」の大間々駅に送って行った。
私はその足で、ぐんま昆虫の森に行った。
ぐんま昆虫の森でも、葉っぱが色づき始めてきている。家族連れも多い。
今日も野鳥に出会えるか、まずは以前カワセミに出会った沼に行った。
何もいない。
先週アオジのいた、葦の茂みはきれいに刈り取られ、なくなっていた。
その後、バッタの原っぱを目指すも野鳥は現れず。
それどころか、トンボを一匹見ただけで、昆虫の姿もほとんどなくなっていた。
そう言えば先週聞こえたツクツクボウシの声は、聞こえてこない。もうすっかり秋だ。
茅葺古民家まできたが、ここまで一匹の野鳥にも出会えず。
古民家を通り抜け、お花畑に。
先週に比べて、枯れている花が多くなった。蝶々を見かけないのも当然だ。餌が日に日に減ってきているのだから。
それでも、ツマグロヒョウモンが一羽飛んでいた。心なしか弱っているように見える。
先週は山道でいろいろな野鳥に出会えたので、山道の方に行ってみた。
私は山道を歩きながら、将来のことを考えるのが好きだ。
妻には家族や職場以外にも、たくさんのコミュニティーがあるようだ。
私のコミュニティーは、家族と職場の2か所しかない。
職場がなくなれば、家族だけになってしまう。これはまずい、もっと意識的にコミュニティーに参加する努力をしなければ・・・。
そんなことを考えて、歩いていたが、野鳥の写真を撮ることはできなかった。
何度か近くに野鳥がやってきたが、カメラを構え、ピントを合わせているとどこかへ消えてしまった。その鳥が何であったかは暗くてよくわからなかった。
キツツキが木を啄む音が聞こえたものの、葉っぱに覆われ姿を見つけ出すことができなかった。
今回は野鳥の写真ゼロかと諦めて、最後に、初めに行った沼によってみた。カワセミに会えるのではと思ったからだ。
行ってみたが、いなかった。
どうせ時間はあるのだ、もっと丹念に探そうと、望遠レンズで注意深く辺りを見まわしてみると、動くものが・・・、もしかしたらとよく観てみると、カワセミだった。
なぜ、さっきは気が付かなかったのだろうかと思いつつも、夢中でシャッターを切った。
カワセミ
最後の最後にもっとも出会いたい野鳥に出会うことができた。よかった。
大満足で昆虫の森を後にした。