列車の旅(9)

ヴァラナシ行きの列車は、今夜20:00にコルカタ駅を出発し、13時間半をかけて、翌朝9:12にヴァラナシに着く予定の列車だ。

金額は手数料込で750ルピー(1170円)。

荷物を宿に預かってもらい、ぶらりと街中で時間を潰して、2時間前の18時にコルカタ駅に着いた。

コルカタ始発のため、遅れはないようだ。今回は寝台列車を予約した。列車に乗り、席を確保する。今回は2段ベッドの下段を選んだ。

しばらくすると見覚えのある日本人女性が乗ってきた。宿で一緒だった女性だ。彼女は私の上の席だそうだ。年齢は30代半ば、少し小太りで、可愛らしい女性だ。彼女もこれらヴァラナシに向かうのだと言う。

さて列車は20:20にコルカタ駅を出発した。

寝るにはまだ、時間があるので、寝床はセットせず、下段の私の席で彼女と旅の話をした。彼女は今回でインドは3回目で、ヴァラナシは2回目だそうだ。ヴァラナシの宿は私と同じ、サンタナ・ヴァラナシだそうだ。ヴァラナシに着いたら、一緒に行けそうだ。

話をしていると時間が経つのを忘れる。時計を見ると23時、そろそろ寝ようということで、寝床のセッティングをする。

横になり、ガタンゴトン・ガタンゴトンと列車に揺られていると、だんだん眠くなってくる。ウトウトして寝てしまった。

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