サンパウロ(8)

メデジンには1週間ほどいた。その後何度かあのお店を訪れた。他のお店も紹介してもらって何度か行った。

ボゴタに戻って、今度はブラジルのサンパウロに飛ぶ。往復で68931円、所要時間は約6時間、あっという間だ。

バスで行くとなると最短ルートで102時間、4日以上バスに乗りぱっなしだ。やはり飛行機は早くて、楽だ。

さて、サンパウロ国際空港に着いた。

時計を見ると21時、タクシーで予約したホテルに向かう。今晩はボアッチに行く。

28年前には「ペンション荒木」という日本人宿があり、そこにいる人たちと一緒にボアッチに行ったものだ。

当時、お金を節約する目的で、明け方の3~4時ころタクシーでボアッチに行き、売れ残りの女の子にディスカウント価格で交渉していた。

こちらは安くしたい、女の子側もこのまま帰るよりも少しでもお金が欲しいということで交渉は比較的スムーズだった。

しかし売れ残りの子なので、なかなか厳しい時もあった。

サンパウロのボアッチの他によく行っていたのが、港町のサントスだ。サンパウロからバスで1~2時間くらいかかる。

ここに女の子の集まるバール(バー)があり、気に入った子がいたら声をかけ、気が合ったら、近くのホテルに行くというスタイルだった。

会話は英語かポルトガル語。スペイン語での会話は難しかったのを覚えている。

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