今回の暴落で分かったこと

「コロナショック」による大暴落は依然続いている。

2月半ばに始まった、あの下落が、「まさか」ここまで下げるなんて・・・。

金融界の、かの悪名高い「まさか」という名の坂道だ。

ふつう、「魔坂」と書き、「まさかあの株が」とか、「まさかここまで下がるなんて」と、人々に悲鳴を上げさせながら、もはや転がることしかなくなってしまう魔の坂道だ。

リーマンショックの大底から11年間、幾多の下落局面はあったものの、我慢して持っていさえすれば、やがて嵐は過ぎ去り上昇を始めた。

どんなに下げても手離さず持ってさえすれば、永遠に安泰だと思っていた人は多かったはずだ。

しかし今回の大暴落が今までの比でなく、どこまで下げ続けるか分からないなか、はたして、どれほどの人が耐えられるだろうか?

今回の暴落で、米国株による長期投資が無敵の投資法ではなかったということが分かった。

貯めた資産が日々ひたすら減り続けるのを、笑いながら見続けられるメンタルがないと、長期投資を続けていくことはできないと実感した。

今回もリーマンショックどうよう、上昇トレンドに乗って資産を増やした投資家が、散っていくことだろう。

1:暴落の序盤では、変動幅の大きい相場となるので、「退場者」と「買い場到来と騒ぐ人」がでてくる。

2:さらに下げが続くと、誰も何も言わなくなる。株関連のブログは更新が途絶える。

3:今までセミ・リタイアだのアーリーリタイヤだの言っていた人が、株を売って、労働市場に戻っていく。

4:数年後、株価は反転し、数年かけて下落前の水準に戻り、また高値を更新するときがやってくる。

5:新規参入者が上昇トレンドに乗ってお金を儲け、アーリ―リタイヤのブログを開設する。

この繰り返しだ。

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