長期投資の難しさ

2014年、「株トレード」から「長期投資」に移行しようとしていたときがあった。

あくせく株のトレードを繰り返し、儲けもしたけれど、損もした。

そして頭の中でついつい株のことが心配になって、仕事や他の趣味がおろそかになる。でもトータルで考えてみると苦労に比して儲かっているのか・・・。

計算してみるとだいたい毎年10%の利益だった。500万円を繰り返しリスクに晒し、得た利益は年間50万円。

苦労の割に利益が見合っていない気がしてならなかった。

長期投資は「自動積み立て」をすれば、株価を見ないで、ほっといても利益が得られるという話だったので、やってみたのだが・・・。

上昇トレンドでは、確かにほったらかしでも、利益が出ていてたが、利益確定はできない。下降トレンドでは貯めた資産が日々減り続けるのを、黙って見続けなければならない。

短期トレードを中心にやっていた私には、メンタル的に難しいと思った。日々の基準価額のチェックなど無意味であり、有害でしかない。

2016年の株価下落で長期投資に疑問を持ち、2017年に再び株トレードに戻ってしまった。

しかし、今のような株価の大暴落時では、長期投資に利があると思い、再び投資信託を買い始めた。

今自動積み立てをしている投資信託は、

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):毎月3万円を積み立て

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):毎月2万円を積み立て

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 新興国株式インデックス:毎日250円を積み立て

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国リートインデックス:毎日250円を積み立て

「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」と「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国リートインデックス」をSBI証券で毎日250円積み立てている。

ひと月、各5750円だ。

ノーロード投資信託は、買い付け手数料がかからないので、こんなことができる。

究極の「ドルコスト平均法」だと思っている。

今株価は上昇しているので、3月の暴落時に買った投資信託は含み益が出ている。思わず利益確定をしたくなってしまうが、ここは我慢。

長期投資の辛いところだ。

この上昇もいずれ終わり、再び下落するものと思っている。

それに伴い、今の含み益が損失に変わることだろう。仕方ないそれが長期投資だ。

この下落時、少しづつ自動で買い増しをしていく、少しづつ、頭を長期投資に切り替えていこうと思う。

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