8/5(月) S&P500は、2(5196:9.2%)を突き抜けたものの、陰線に長い下ヒゲを出して終わった。
このローソク足は、タクリ線といわれ、下げはここまで、上昇転換のサインと言われる。
結局、天井から下ヒゲまでの下落率は11.5%だった。10%程度の下げは毎年1回は起きるので、まったく問題ない。
むしろ長期上昇相場には必要な調整だ。
天井圏で大量に信用買いした人たちの投げ売りがでることによって、上値のシコリが減り、抵抗なく上昇できるのだ。
値幅は十分だが、日柄がまだ十分と言えないので、これからしばらく小幅に上げ下げをするのではないかと思っている。
来る10月中旬からの上昇に向けて、少しづつ良い決算をだした銘柄を仕込んでいこうと思っている。
本当はもっと下げることを期待していたのだが、米国経済は堅調のようだ。
株式市場では権力者であろうと、社会の末端に近い弱者であろうと基本的には同じ立場が保証されている。そしてどのような思想、哲学をもっていようとルールから外れていない限り自由だ。
わずかばかりの参加費さえ支払えば、株式市場という宝の山から誰でも好きなだけ宝を持ち帰ることができる。
市場では取ったリスクに応じて利益が分配される。判断するのは自分自身だ。
しかしこの宝の山から、無事、宝を持ち帰ることのできる人は少ない。
欲に目がくらみ持ち帰るどころか、身ぐるみ剥がされスッテンテンで帰る人の方が圧倒的に多いというのが現実だ。
宝を持ち帰える人は、大概いつも同じ連中だ。
彼らは宝を持ち帰るコツを知っているのだ。
それゆえ彼らは何時でも好きなだけ宝の山から金銀財宝を持ち帰り、自分のやりたいことに時間を費やすことができるのだ。