今日は第3日曜日なので、市役所へ行って、ジュニアNISAに必要な書類をとってきた。
後は書類を送るだけだ。
さて、ジュニアNISAを使って長期で投資するからには、よく考えて銘柄を選びたい。私が求める米国ETFは、「下落相場でも安心して持っていられる」と「多少の配当金のあるもの」だ。
インターネットを検索していると、「時価総額の大きい米国ETFランキング ベスト100」というモノがあった。(2018年 米国会社四季報様より)
ここから何かいいヒントがないか観てみたい。
2018年なので、資料は少し古いが、やはりSPYDは世界で1番売れているではないか、何と29.3兆円だ。
「ん!」よく見ると、これはSPYDではない、SPYだ。
SPYとは、VOOと同じく、S&P500に連動しているETFだ。ちなみにVOOは、10.2兆円で第4位。
「え!」1位ではないのか、では何位だ。
日本で一番人気の米国ETFなのだから、当然ベスト100にランクインしているだろうと、観てみると・・・。ない・・・。ベスト100にない。
「え!どいうことだ」、日本では人気があっても、世界的にみたら、人気がないということなのか?
では、SPYDの時価総額はいったい、いくらなんだと調べると、現在(9/19)2008億円、0.2兆円だ。
他の高配当ETFのVYMやHDVはどうか?
VYMは、現在(9/19)2.6兆円、HDVは同じく現在(9/19)0.55兆円だ。
※HDVの時価総額が上の表よりも少ないのは、株価の下落が原因だと思われる。
なぜSPYDはランクインしていないのか? 逆に、なぜSPYDが、日本でこんなにも人気があるのか?
日本では、年代ごとの人気ランキングで、常にベスト5に入っているほどの人気ぶりだが、全米ETFの時価総額ランキングではベスト100にも入れないほどの人気の無さだ。
(SBI証券様より)
人気が無いのは、日本人の知らない、理由があるからではないか?
事実、下のチャートからも分かるように、SPYDを昨年からホールドしている人は、もれなく損をしている。
長期で投資するからには下落相場に安心して持っていられ、多少の配当金のあるETFがいいと書いたが、SPYDは他の高配当ETFに比べて、配当金は高いが、下落相場に安心して持っていられないという弱点があったようだ。
買って損をしてからでは遅い、長男のジュニアNISAでは、絶対にSPYDは買わないようにしよう。