トランプ関税の影響で金曜日の米国株は大きく下げた。
全面安と言いてほどの下げだ。
目次
安くなったマグニフィセント7を買う?
今まで世界の相場をけん引してきたマグニフィセント7も大きく下げている。
人によっては、エヌビディア株やアップル株を安く買える絶好の好機と捉えている人もいるだろう。
しかし、私はそうは思わない。
事実昨年の7月で巨大テック株やAI関連株とは決別し、何も持っていない。
世界の時価総額ランキング
日経経済新聞によると、2025年世界の時価総額ランキング以下のようだ。(2025/4/6)
1位 アップル
2位 マイクロソフト
3位 エヌビディア
4位 アマゾン・ドット・コム
5位 メタ・プラットフォームズ(フェイスブック)
6位 アルファベットA(グーグル)
7位 テスラ
8位 アルファベットC(グーグル)
9位 イーライリリー
10位 ブロードコム
https://www.nikkei.com/marketdata/ranking-us/market-cap-high/
2015年・2005年・1995年の世界の時価総額ランキングベスト10を見てみるその変遷がよくわかる。
内閣府ホームページより
諸行無常
2015年にはバークシャー・ハサウェイ(金融)やエクソンモービル(エネルギー)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(ヘルスケア)などがベスト10入りをしている。
2005年にマイクロソフトがベスト10入りしているだけで、アップルもアマゾンも入っていない。
さらに2025年・2015年は、米国の企業がベスト10を独占していたが、2005年にはBP(英国)やトヨタ自動車(日本)など米国以外の企業がベスト10に名を連ねている。
このように、今のベスト10企業が、10年後の2035年もベスト10に君臨しているかは分からないのだ。
これからの主役は?
それではこれからどこに投資すれば正解なのか?どの企業に投資するのが正解なのか?
正直、未来を見通せる能力のない、凡人の私には分からない。
しかし、これからの世界のお金の流れなら少し分かる。
4/2のトランプ大統領の相互関税発表から、世界のお金は米国を離れ、世界に向かうと思っている。
欧州と中南米
これからのお金の流れはドイツを中心にしたヨーロッパ株と米国の裏庭と言われる中南米株だと思う。
そこで、ヨーロッパETFとメキシコETF、ブラジルETFを、今少しづつ買っているところだ。
10年後これらの地域の中から世界の時価総額ランキングベスト10に入るような企業が生まれるかもしれない。