一昨日床屋に行った。
待っていると偶然近所のおじさんに会い、世間話をした。そのおじさんは私の父の昔からの友人でよく将棋を打ちに我家に来ていたものだ。
退職後の話になった。
そのおじさん曰く、公務員や大きい会社の人は退職するとボケてしまうそうだ。それは話す相手が会社の中だけと限られてしまうためだという。家の父がまさにそれだ。
その点自営業の人は退職がないのでボケる人は少ないという。
こんなおじさんの友人の話を聞いた。
その友人は退職後、警備員のパートをしているという。仕事の契約をした時に1年のうち6月、7月、8月の3ヵ月間は休むという条件で働き始めたそうだ。3か月の休暇の間、車に荷物を詰め込んで、アユ釣りの旅に出るという。車中泊をしながら南から北上するというのだ。
農作業をする友人もいるという。年齢と体力に応じて耕す面積を狭くするそうだ。
このような生活をすれば、退職後もボケることなく、健康で活き活き生きられるという。
この話を聞いてある程度の年金と健康がありさえすれば、何とかなるのではないかと思うようになった。
持家で年金月20万円もあれば、夫婦2人国内でも外国でも暮らせると思うのだ。
そして将来、息子か娘夫婦に家を預け、光熱費、水道代等を払ってもらい。1年のうち暑い時期を外国で暮らし、寒くなったら日本で溶接の仕事をするというのはどうだろうか。
外国に住んで慣れによる退屈を紛らわすのにもいいかもしれない。