今日は3日ぶりに会社に行った。10月と11月分の給料を貰うためだ。
結論から言うと、給料はでなかった。
社長曰く、我々に払う予定でいた元請け会社からのお金を、今朝になって税務署に差し押さえられたとのことだ。
これには流石に、多くの社員がキレた。怒号飛び交う中、社長は謝りもせず、何か言い訳染みたことをしゃべっていた。
社長曰く、労働基準監督署には、すでに話をつけてあるので、みな「未払賃金立替払制度」を利用するように言っていた。
それしかないか。
しかし本来貰うはずの給料の80％しかもらえない。しかも手続きには数か月の時間がかかるらしく、立替賃金の支払いは来年になるようだ。
今日の給料を当てにしていたのに、なんてことだ。しかし出ないものはしょうがない。
年配の社員の何人かは、住宅ローンの支払いなど、かなりカツカツの生活をしているようだ。その年になるまで、貯蓄をしてこなかったのかと疑問に思うほどだ。
幸い私は、しばらく働かなくてもいいだけの貯蓄があるので、それほど深刻ではない。
先日、離職票をもらったが、わけあって未だ失業給付金の手続きをしていない。失業給付金は来年3月か4月ごろに手続きをはじめようと思っている。
お金は、お金の問題で困らないためのクッションであり、バリアーだと、斉藤一人さんは言う。バリアーを作ることで、金銭トラブルは起きないという。
今回の事件でそれがよくわかった。
給料がでないことは、問題ではあるが、お金のクッションがあるおかげで、深刻な問題には至っていない。
