さて、日本はGWで市場は休みだ。アメリカの現在の株価チャートを見てみよう。
上は2018/5/3のNYダウのチャートだ。
チャートの形は、下値が支えられ、上値が切り下がる、下降型の三角保ち合いだ。この形は収斂後に下に行くことが多い。下値支持線をブレイクしたら大きく下げるのではないだろうか。
次にナスダックのチャートも見てみよう。
上は2018/5/3のナスダックのチャートだ。
こちらはNYダウに比べて下値が切り上がり、上値が切り下がるペナントだ。かなり収斂され、エネルギーを貯めている状態だ。近いうちに上か下に行くだろう。
しかし下降型のペナントなので、下に行くのではないかと思っている。(NYダウの形も気になる)
以上2つのアメリカのチャートを見たわけだが、今はとても重要なところにいる。株価が上に行くのか、それとも下に行くのかの分かれ目だからだ。
日経平均のチャートを見てみる。
2018/5/2の日経平均のチャートだ。
10DMA>25DMA>60DMAと着実な上昇をしている。普通に考えれば、今は買いが正解だ。
しかし、アメリカの現状を見ると考えてしまう。
アメリカが三角保ち合い、ペナントを上抜けするまで、買いは手控えた方がいいのではないだろうか。
逆に下抜けたら企業業績のよくない銘柄を、空売りで仕掛けるというのがよいのではないか。そしてセリング・クライマックスになったら、全力で買いを入れるのがいいのではないかと思うのだ。
どちらにしても、今は様子見が一番良い選択だと思う。