この記事は 2003/01/19のものです。
＜引用ここから＞
以上書いたことは、話せばすぐに理解していただけるのですが、こうして書きこんでいくのは、 隔靴掻痒、非常に辛いものがあります。〇〇〇さんの誠実さを、改めて認識させられます。私は怠け者ですから、間違っても質問などしないで下さいね。
ただこの戦略を取るためには、貸借銘柄で、上下に多少の振幅のある銘柄を選ばなければ なりません。この戦略は、他にも様々な形式が考えられ、ここを出発点にして、自らの戦略を発展させていかれると、勝つ相場は叶わないかもしれませんが、少なくとも負けにくい相場が張れるようにな ってきます。
一例を挙げるならば、逆張りで新規に買い下がっていく場合、〇〇〇さんが繰り返し述べら れていられるように、強靭な精神力、が要求されます。しかし、まあ失敗したらつなげばいいさ、と考えると、意外と気楽に、買い下がりが出きるものなのです。時には、失敗してつなぎ用の銘柄にならないかな、と失敗を望んでいる自分に気がついたりして、不思議な感覚に襲われることもあります。
時間は多少かかります。でも私には、時間のかかるということが堪らない魅力になっているのです。お笑い下さい。
以上、極く単純に、こういうやりかたもあるのだ、ということを、紹介させていただきました。 この方法は、あまりに平凡かつ単純、当たり前のやり方であり、少し相場に詳しい方なら、何解りきったことを言っているのだ、とお思いになるでしょうが、しかし私ほど、つなぎをその戦略の中心においてやってきた方はそうはおられないと思われ、その心理面における効用について、少し書いてみたくなっただけなのです。損きりさえも出来ない、私のような臆病な怠け者に、最もふさわしいやり方ではないのか、と、 思っています。
この方法は、あまりに単純ですが、敢えてかっこよくいわせてもらえるならば、この単純なやり方に行き着くまでの私の試行錯誤は、決して単純ではなかった、とだけ、いわせていただきます。
相場とは何か？
相場とはつなぎである。
つなぎとは何か？
つなぎとは知性である。
知性とは何か？
知性とは決して動じない静謐に満ちた心である。
trader21さん、アシュネさん、バラ華ちゃんさん、平凡でごめんなさいね。
○ 中年や コートに秘めし 緋の勇気
