再びパタヤへ(17)

2019/3/3(日)

空港でチェックインを済ませ、空港のカフェで紅茶を飲む。

コルカタ空港はかなり広いが、利用客が少ないためかガランとしている。インドで飛行機に乗れるのは、まだまだ一部の人なのだろう。

出発時間に近づいたので、イミグレーションに入り、出国手続きと手荷物検査を受ける。

搭乗口で飛行機を待つ。これでインドともおさらばか。なんとなく寂しい。

飛行機に乗り込む。

12日間に渡るインドの旅が終わる。次はいつ来れるだろうか?

インドに入国する前は、インドに対して悪い先入観があった。インド人は嘘つき、騙す、うるさい、インドでは酷い下痢をする、お金のトラブルに巻き込まれる、汚い、臭いなどなど。

当たっているところもなくはないが、それほどひどい国ではなかった。

確かに街は汚いし、ゴミゴミしている、クラクションの音がうるさいところもあった、下痢もした。しかし騙されることはなかったし、嘘つきでもなかった、お金のトラブルにも遭わなかった。

私が特にインドいいなと思ったのが、物価の安さだ。

2万円と40ドルをインドルピーに両替したが、12日間で使い切るのが大変だった。普通に生活していたのでは、お金が減らないのだ。

私の住んでいたコルカタ・バラナシ、両サンタナは朝食が付き、8人ドミトリーが(400ルピー:630円)・(250ルピー:400円)と安く泊まれ、お昼と夕食が100~140ルピー(160円~220円)程度で食べられる。

外食しても200ルピー(310円)でお腹いっぱいに食べられる。交通費は安い。

1日宿代含めて、1000円くらいで過ごすことができる。1か月にして3万円、月5万円あれば、さらに贅沢ができる。

東海岸のプリーなど小さな町で、何もせずにゴロゴロと長期滞在するのも悪くないのではないかと思う。

インドはリタイヤ後の長期滞在候補地にあげられそうだ。ビザも180日間もらえる(90日で一旦国外に出なければならないが)。

さて、飛行機は現地時間の5:40にドンムアン空港に着いた。イミグレーションを通過し、タイ入国。今年何度目の入国だろうか?

パタヤに直接行くため、バス乗り場でA1バスを待つ。A1バスに乗ってパタヤ行きのバスの出るバンコク・バスターミナルに行く。

バスターミナルには7時ころ着いた。パタヤ行きのバスを待つ。

パタヤに戻ってきた。パタヤ・ターミナル21

今回の宿はソイ・ブッカオにある、Dアパートメントだ。ここは部屋が広く、屋上にはプールがある。

時計を見ると11時、まだ部屋が用意できていないので13時に戻って来てくれと言われる。荷物を預けマッサージ屋さんに行く。

いつも行くマッサージ屋さんでタイマッサージをしてもらう。終わるとやってもらったおばさんに、蚊に刺された跡があるといわれる。

そういえばここ2~3日、やけに体が痒いので、掻いていたのを思い出した。

このマッサージ屋さんの隣にタイ料理のお店がある。ここは日本語のメニューもあり、よく来る。

ビールと野菜炒めを食べる。美味しい。

さて、時間になったのでホテルに戻り、チェックインをする。

ホテルでシャワーを浴び、全身をよく見ると首、腕、足が赤く腫れあがっていた。これは蚊ではない。床シラミ(南京虫)だ。

セブンイレブンでタイガーバームを買い、赤く腫れた個所に塗った。

どこで刺されたのだろうか?たぶんバラナシだろう。コルカタに戻ってきた時には、体を掻いていた記憶がある。

さすがはインドだ。インドは最後までインドだった。

屋上のプールでビールを飲みながら、日光浴をする。

部屋で寝ていると夜になっていた。時計を見ると18時、パタヤビーチを歩きながらウォーキング・ストリートに行く。

入口の看板が変わったようだ。

相変わらず混んでいる。ゴーゴーバーを数軒はしごする。

ビールを飲みながら、舞台の上で全裸で踊るタイ人女性を見ていると、インドでの生活が夢だったのではないかと思えてしまう。

今日は疲れたので24時ころホテルに戻る。やはり体が痒い。

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