昨日、溶接の仕事をしていると、 井上陽水の「積み荷のない船」を口ずさんでいた。
口ずさんでいると、インドのことが思い出されて、無性にインドに行きたくなってきた。
以前にも、これと同じ体験をしたことがある。
それはアフリカのケニアから帰ってきて、無性にケニアに帰りたくなるというものだった。
ヨーロッパの人達は親しみを込めて、これを「アフリカの毒」と呼んでいる。
一度アフリカの水を飲むと、毒におかされて、再びアフリカに戻ってこずにはいられなくなるという「病」だ。
今回はアフリカではなく、インドなので「インドの毒」だ。
インドの水にも、どうやら毒が含まれていたようだ。
ゴミゴミした町、喧しいクラクション、道路で沐浴する人、野良牛、野良猿、美しい朝日、美味しいカレー、物価の安さ・・・。
あ~、何もかもが、みな懐かしい。