貧富の格差

企業決算発表は先週山場を迎えた。

やはり予想通り、観光業、飲食業、鉄道、空運業の業績は、ボロボロだった。

いまだコロナ禍はおさまる見通しが立たず、逆に再び感染が拡大している状態だ。

このままコロナ禍が長期化すれば、その悪影響はさまざまな業種に拡大するだろう。

アパレル業、不動産業、自動車産業、建設業、輸出入業、商社など。

ますます企業倒産が相次ぎ、景気の後退が心配される。

職を失い住宅ローンに苦しんでいる人、生活保護を申請する人、さらに自殺をする人も増えてくるのではないか?

以前書いたリーマンショックの時の職探しが、現実のものになっている。

不景気の職探し

しかし、そんな中でも、株が安くなったと喜んでいる人、「GO TOキャンペーン」を利用し旅行を楽しむ人もいる。

同じ日本に住みながら、明日の生活に困窮する人がいる一方で、お金に余裕があり、安くなったモノやサービスを謳歌する人がいる。

この差はどこから生じるのだろう?

幸運、不運からか?

お金に対する考え方の違いからか?

(こんなことになるなんて誰にも予想はできないが)職業選択のミスからか?

これから不況が長引き、政府が何も対策をうたなければ、この差はますます広がるだろう。

貧富の差とはこういうところから始まるのかもしれない。

今のところ私はまだ明日の生活が困窮するところまでには至っていないが、いつ何が起こるか分からない。

コロナの長期化を見越して、最新の情報を得ながら、対応していきたいと思っている。

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