思えば、30代前半、結婚し子供ができ自由に世界を放浪できなくなった時は、絶望しかなかった。
1歳の長女を膝に乗せ、大沢たかおの「深夜特急」を観ながら「再び世界を放浪できるのはいつのことなのか」と思いながら観ていたものだ。
あれから20年、膝に乗せていた赤ちゃんも21歳の大人になった。
今は看護師の専門学校に通っている、給付型の奨学金が出るのでお金の心配はほとんどない。
次女は今年、農業関係の短大に進学が決まった。長女同様、給付型の奨学金が出るのでお金の心配はほとんどない。
長男は10歳(小学校4年生)、8年後の大学進学のため、ジュニアNISAで学費を貯めている。
住宅ローンなし、車のローンなし。老後の資金はすでに用意済み。
今は貯金の一部を投資信託(S&P500連動)、米国高配当株、および日本高配当株に投資している。
周りの環境は、少しずつ海外長期滞在に向けて整いつつある。
2年後には、さらに子供たちにお金がかからなくなっていくことだろう。
長女は病院に就職、次女はJAなどの農業関係の職場で働くと思われれる。それぞれ独立していることだろう。長男は小学校6年生。
いよいよ、海外長期滞在に向けて準備をするときではないだろうか?
そこで用意したいものを、ざっと考えてみた。
まずは、動画編集ができるノートPCを買いたい。
キレイな動画の撮れるスマホも買いたい。
風景撮影ができる、超広角レンズも買いたい。
逆に、処分するものも考えてみた。
14年間乗っている車。
生命保険。
海外長期滞在に向けて、固定出費を少しずつ削っていきたい。
今、コロナ禍で自由に海外に行けないが、こういう時だからこそ、楽しい将来をイメージして、準備をしていきたい。