6/23(日)
No.27「運転者」著:喜多川 泰
心に残った言葉3つ
上機嫌でいれば運が好転する
努力は必ず報われる
むしろ、よかったんじゃない?
感想
久しぶりに喜多川先生の本を読んだ。私が熱心に喜多川先生の本を読んでいたのは2010年、40歳の時。
株で得た利益が1千万円を越え、これなら専業株トレーダーとして生活できるのではと思い、会社を辞めセミ・リタイヤ生活を始めたときだった。
株のトレーダーになったものの、デイトレーダーではないので日中は暇だ。
時間が大量にあったので、本を読んだ。株トレードの本だけではなく、自己啓発の本もよく読んだ。
当時出版されていた喜多川先生の本はすべて読ませていただいたし、長野県上田市の講演会にも参加させていただいた。
「賢者の書」、「君と会えたから…」、「手紙屋」、「上京物語」、「心晴日和」・・・。
どれも涙が止まらない、素晴らしいものばかりだ。そしてどの作品も多くの気づきを与えてくれた。
今回AUDIBLEで聴いた「運転者」も、聴きながら何度も泣いてしまった。そして聴き終わった後は気分爽快、何度も聴き返してしまった。
「努力は必ず報われる」
若かりし時は、「努力は報われる」と私も信じていた。しかし歳を重ねるに連れて少しづくそうでもなさそうだと思うようになっていた。
むしろ、「努力が報われる」なんて言ってる人は、綺麗ごとを言う、偽善者と思うようになっていた。
しかし、積み重ねてきた努力は必ず報われる、例え次の代、その次の代になったとしても努力は決して無駄にはならないというメッセージに納得させられた。
私も「努力は決して無駄にならない」と思うようにした。
「むしろ、よかったんじゃない?」
神様の采配は、我々の人知をはるかに超えたところにある。常に神は最善のものを私たちに与えようと用意してくださっているのだ。
我々はそれをただ信じて受け取ればいい。一見よくないように思える出来事が起きたとしても・・・。
潜在意識や宇宙のエネルギーことを勉強し、実際、不思議な体験をすると、ファンタジーと思えるこの物語も「そういうこともあるよね」と思えてくる。
奥様もあの不思議なタクシーに乗っていたのですね。
それにしても、あのタクシーの若い運転手(運転者)は何者だったんだろう?