6/24(月)
No.28「手紙屋 ~僕の就職活動を変えた十通の手紙~」著:喜多川 泰
心に残った言葉3つ
頭の中に「天秤」を用意する
夢を叶えられなかった人は、才能がなかったと言う。夢を叶えた人は、情熱をもってやり続けたと言う。
止まっている人は止まり続けようとし、動いている人は動き続けようとする。
感想
この本と姉妹版(蛍雪編)は何度も読んだ。喜多川泰シリーズでもお気に入りの作品だ。
はじめて読んだのが2010年、40歳、1年間のセミ・リタイヤ生活をしていた時だ。
あれから14年が経ち、念願の「放浪株トレーダー」になった。
今は毎日「寝てるだけでお金が増えて、働かないで暮らす」という生活をおくっている。
この本の中では、否定されるような生活だ。(笑)
「頭の中に「天秤」を用意する」
今考えると、この考えは私の目標である「放浪株トレーダー」になる道筋をとてもシンプルにしてくれた画期的な方法だった。
放浪株トレーダーになるために、釣り合う天秤の反対側に何を置けばいいのか?
当時真剣に考え、私はここに3千万円を置くことに決めた。
3千万円を米国株式投信(S&P500連動)で運用すれば、S&P500の上昇率が年平均約7%なので、働くことなく毎年210万円の利益を得ることができる。
我が家の基礎生活費が約150万円なので、210万円あれば、60万円の余剰資金ができる。このお金の一部と短期アルバイトで稼いだお金を使えば、数か月間海外放浪の旅に出られると当時考えていた。
置くものが明確に決まれば、あとはその置くものを用意するだけだ。とてもシンプルだ。
子供の教育費などいろいろかかる時期ではあったが、十数年かけて用意した。
この本が言うように、私が夢を叶えることができたのは、情熱をもってやり続けたからだ。
これもすべて、手紙屋さんからの計20通の手紙のおかげだ。
「止まっている人は止まり続けようとし、動いている人は動き続けようとする。」
さて、今の私は、止まってしまった人なのだろうか?それとも動き続けている人なのだろうか?
手紙屋さんなら、ブログの更新を続けているのだから、動いていると言ってくれるだろう。