私の高配当日本株ポートフォリオの報告をしたい。
現在(2021/3/5)、私のポートフォーリオの構成銘柄は以下の表の通りだ。
なお、SBIネオモバイル証券を使って、端数株で積み立てている。
最近の株価の高騰でどんどん配当利回りが低下している。(それだけ高配当株が少なくなっているということ)
今回、2つの銘柄を外した。
OUT:松井証券(8628)、JRCR(2124)
どちらも減配銘柄で、売上高が右肩下がりで、EPSも右肩下がりだったからだ。
松井証券(8628) 45円 → 40円
JRCR(2124)80円 → 70円
先日書いた「日本株配当控除で税率5%」で、所得が330万円以下の場合、所定の手続きをすれば、税金は配当金額の5%(市民税)で済むと書いた。
今までは、セミ・リタイヤ時の財源を、高配当米国株で賄おうと思っていたが、税金のことを考えると米国株投資が圧倒的に有利というわけでもなさそうだ。
まず、米国株は日本株20.3%を含む、28.84%の税金がかかる。
さらに、米国株を買うときに円からドルへ替えなければならない(日本円にするときはドルから円へ)ので、為替リスクがある。
日本株ならば、税率が5%(配当控除をした場合)、為替リスクなしだ。
例えば、配当利回り4%の株を日本株、米国株で買ったとしよう、
日本株:4% X 95% = 3.8%(配当控除を使う)
米国株:4% X 71.16% = 2.84%(外国税控除を使わない)
「何と!」、1%近い差がつくこととなる。さらに米国株では為替リスクも加わる。
セミ・リタイヤをするのであれば、明らかに米国株を買うよりも、日本株を買った方がいい。
下のグラフは、現在の私のアセットアロケーション(資産分配)だ。
今、米国株よりも日本株の方が多いが、徐々に米国株の割合を増やそうと思っていた。
目標は米国株60:日本株30:国内リート10
しかし、セミ・リタイヤのことを考えたら、税制面で有利な日本株を60%、国内リートを10%、そして米国株を30%にした方がいいのではと考えている。