もう、不満は言わない

いつも観させていただいている櫻庭露樹さんの動画で面白い動画を観た。

「神様に嫌われる食生活best5」

実際はbest6だが、とても面白かった。

ちょっとスピリチュアルな内容だが、健康で、幸福な人生を送るために、是非観ていただきたい。

この動画の中でとても面白かったのが、否定的な言葉を使い続けると不健康になるというところだった。

「人生は、良くも悪くも、自分の喋る言葉の通りになる。」

と言われるように、普段、何気に口にする言葉が、人生に大きく影響を与えるのだ。このことに気づいたのは11年前だった。

以下の本がいいと聞き、読んで、実践してみた。

「もう、不満は言わない」(ウィル・ボウエン、 高橋 由紀子/サンマーク)

この本の通り、適当なゴムのバンドを手首にはめ、21日間不平不満を言わない生活を実践してみた。

やり方はとても簡単で、

自分が、不平不満や人の悪口やゴシップを口にしているのに気が付いたら、ゴムバンドをもう一方の手首にはめ替えて、再スタートする。21日間、不平不満を言わなければ、クリアーとなる。

不平不満を言ったことを可視化するためにゴムバンドを使用するわけだが、はじめは1日の中で何回もゴムバンドをはめ替えなければならなかった。それだけ不平不満を口にしていたということだ。

すぐに気付くのが、今まで、いかに自分の言葉に注意を向けてこなかったということだ。

自分の発する言葉を一番聞いているのは、自分自身という現実。いい言葉を耳にすれば、健康になり、考えもポジティブになり、行動もポジティブになる。逆に、悪い言葉を耳にすれば、不健康になり、考えもネガティブになり、行動もネガティブになる。当たり前のことだ。

次に私の周りの人たちの会話に注意が向くようになった。驚くほどみな不平不満ばかり言っている。

恐ろしいのは、不平不満がよくないこととまったく意識せずに口にしていることだ(昔の私がそうであったように・・・)。

知らず知らずのうちに、自らを不健康に、そして不幸に、導いている。そしてそれに気づくことはない。たぶん一生・・・。

この恐ろしい現実に気が付いたとき、自然と言葉数が減った。

自分の口にする言葉や周りの人たちの口にする言葉に意識しだしたら、「21日間不平不満を言わない生活」をクリアーできた。

11年前にチャレンジした21日間不平不満を口にしないという生活は、その後の私の人生に大きな影響を与えた。

現在、老後資産が貯まり、自分のやりたいこと(海外長期滞在)を、一歩一歩、着実に歩んでいる状態だ。

これからも私の人生、きっと、うまくいくだろう。

今、会社の休憩時間、会社の人たちと会話をすることはほとんどない。ゴシップ、悪口、陰口の溢れる会話の中に、自ら入って行く気になれないからだ。会話に参加しないので、独り孤立してしまうが、仕方ない。

仮に「不平不満はよくない」と言ったところで、絶対に理解されない。「は?」、何言ってんだコイツと思わるのが関の山だ。

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