きっと、うまくいく(アーリズウェル)

先日、アマゾンでセールをしていた。

靴が欲しかったのでアディダスを買おうと思ったが、プライム会員にならないと買えないようなので、仕方なく月500円の会員になった。

すぐに会員は辞める予定だが、せっかくなのでプライム会員が観られるアマゾン・プライム・ビデオを観た。

観たのは、私の大好きな映画「きっと、うまくいく」だ。

この映画を始めて観たのが、2018年初夏のバンコク行きの飛行機の中でだ。

予めダウンロードした、アマゾンビデオを機内で観たのが初めてだ。

この映画は、インド映画だが、私が観た映画の中で1、2位を争うほどの傑作映画だ。

この映画を観たおかげで、その翌年、インドに行ってしまったほどだ。

この映画の言うように、将来のことなど誰にも分からない、びくびく恐れてもしょうがない。今を楽しもうという意見に大いに賛成だ。

考えてみたら、私も学生時代、将来のことが心配でならなかった。

学校にも行かず、世界を放浪していた日々、「こんなことをしていて、いいのだろうか?」と思いながら旅をしていたのを思い出す。

しかし、今51歳、結婚し、子供を3人得て、借金無しの家に住み、老後資金を貯め、これから会社を辞め、海外長期滞在をしようとしている自分がいる。

不思議なことに、30年前の20歳の学生時代、私が成りたかった、私に、今、成っている。

なぜこうなった?

思うに、親の建てた家に住んでいたのが、良かったのだと思っている。安い生活費を払い、給料の大部分を株に回すことができた。これが大きかった。

あとはFIRE(Financial Independence, Retire Early)を実行に移すのみだが・・・。

映画「きっと、うまくいく」の中で、面白いシーンがある。

主人公ランチョーの友人ファルハーンが、父親に、本当はエンジニアではなくカメラマンになりたいと打ち明けるシーンある。

しかし、父親の反対は明らかだ。

「50年後、死の床で、あの時、やっておけばよかったと後悔しないように、今、勇気を出せ」とランチョ―の言うセリフが、やけに私の心に突き刺さる。

50代前半の今、妻に海外長期滞在のことを言えず、このまま定年まで仕事を続けたらきっと死ぬ間際になって後悔することだろう。

「あ~、あの時、お金もあった、子供も手が掛らなくなっていた。あとは自分の勇気だけだったのに・・・。」

過ぎ去った時間は、二度と取り戻すことはできない。そうならないためにも、今、勇気を出さなければ。

改めて、チャップリンの言ったことは、ただしかった。

「人生に必要なものは、勇気と想像力、そしてsome money」

自分のやりたいことをするには、勇気が必要だ。

こんな時にこそ、「アーリズウェル(きっと、うまくいく)」と言いながら、心を麻痺させなければ・・・。

アリーズウェル(AAL IZZ WELL)、アリーズウェル、アリーズウェル・・・・。

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