今ニュースをみると「103万円の壁」がどうのこうの言っている。
十分な金融資産を持ち、これからも働くつもりのない私にとっては、正直、どうでもいいことだ。
目次
貧しい日本
以前、アメリカ在住の株の先生が、「日本はこれから増々しみったれた、ギスギスした、生き辛い世の中になる」と言っていたが、その通りになっている。
上がる物価、上がらない給料、苦しくなる生活、国民の窮状を顧みない政治家たち、元気のない社会の空気感、安い安いと押し寄せる外国人旅行者・・・。
日本がいつの間にか貧しい国になり下がっていたことに、ようやく多くの日本人が気付きはじめたようだ。
政府に「何とかしてくれ」と頼っても、政府は何もしてくれはしない。それは当たり前のことだ。生活が苦しいのは、自分の責任であって、政府の責任ではないからだ。
他人はどうでもいい
他人のことはどうでもいい、「自分はよくなるんだ」と努力しない限り、何も変わらない。
大切なのは、自分が貧の側にいるのか、それとも富の側にいるかだ。
貧富の差は今後増々、目に見える形で、広がっていくことだろう。
内向きの日本
アメリカ在住の株の先生は、他にもこんなことを言っていた。
歴史的に「日本が内向きの時は、経済は閉鎖的になる。逆に、世界に目を向けた時に日本は経済発展をする」
確かに、明治維新、戦後の経済発展、日本経済が大きく伸びたのは、世界に目を向けていた時だった。
海外に行かない若者
今多くの若者が海外旅行に出ようとしないそうだ。円安というのもあるかもしれないが・・・。
バブルの真っただ中の35年前、私が19歳の時は違っていた。
多くの若者が、黄色い本「地球の歩き方」を持って世界中を旅していた。
昨年会社を辞めて再び海外を放浪旅行したが、確かにあまり日本の若者に出会うとこはなかった。
かつてのバックパッカーたち
先回カンボジアで、会った日本人大学生が言っていたことが印象的だった。
「今世界を旅しているのは、時間とお金に余裕ができた親世代、かつてのバックパッカーたちだ」。
確かにそうかもしれない。
その学生のお父さんは私と同じ54歳、キャンプ道具をバイクに積み、ソロキャンプしながら日本中を旅していると言っていた。
英語と海外体験
今、私は長男に英語を学ばせている。少子高齢化のすすんだ、活力のない国で働いても未来はないと思うからだ。
英語と海外滞在の経験が、未来の成功につながるカギだと思っている。インドや東南アジアなどの新興国は活力で満ちている。
これらの国々で働いた方が、きっといいと思うのだ。
日本はしばらく元気のない状態が続きそうだ。