手振れ補正機能

タムロンの単焦点マクロレンズ "TAMROM SP 90mm F2.8 Di MACRO 1:1 VC USD F004E" を中古で買おうとほぼほぼ決めていた。

しかしまた迷ってしまった。

TAMROM 90mm F2.8 Di MACROには3種類ある。(もっと古いものもあるが・・・)

最新のF017Eは中古でも50000円、

一代前のF004Eは中古で35000円、

それよりさらに一つ前の272EEは中古で20000円かからない。

F004E・F017Eと272EEの大きな違いの一つが、手振れ補正の有無だ。

手持ちマクロ撮影時に、この手振れ補正があるとブレない写真が撮れるといわれる。

F004Eには角度ブレ補正という手振れ補正機能が付いている。さらに最新式のF017Eには角度ブレ補正に加えてシフトブレ補正という手振れ補正機能も付いている。

272EEには残念ながら、これらの機能は付いていない。だから安いのだろう。

手振れについてちょっと調べてみた。以下のHPに手振れ補正について詳しく書かれているので、参照されたい。

理想の手振れ補正とは?

〝手振れ”には大きく分けると「角度ブレ」と「シフトブレ」そして「回転ブレ」の3つがあるそうだ。今回は回転ブレは省く。

手振れ補正機能とはこのこれらのブレを抑える機能のことだ。

角度ブレ補正機能がその威力を発揮するのは、風景写真や人物写真、あるいは野鳥撮影の様に一般的な撮影における全てでだ。角度ブレ補正で、ほとんどの手振れは補えるようだ。

シフトブレ補正機能がその威力を発揮するのは、マクロレンズを使って高倍率(0.1倍以上)のマクロ撮影をするときだ。

マクロレンズF004Eには角度ブレ補正機能は付いているものの、肝心のシフトブレ補正機能は付いていない。

このHPを観て、ほぼほぼ決まっていたF004E購入を諦めることにした。マクロ撮影で、シフトブレ補正機能が付いていないのでは、272EEで撮影するのと変わらないからだ。

いっそうのことお金を貯めて、角度ブレ補正機能とシフトブレ補正機能が付いているF017Eを買った方がいいのではと思っている。(キヤノン純正を買うよりも安いので)

しかしF017Eに5万円出すなら、カメラ本体に手振れ補正の付いている中古のミラーレスカメラをマクロ撮影専用に買い、手振れ補正のないマクロレンズを付けるという考えもある。

それよりもいっそうのこと、安い272EEを買ってしまったほうがいいかも。

また振り出しに戻ってしまった。マクロレンズの迷路からは、なかなか出られそうにない。

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