老後のための何か

いつも観させていただいている「50代からの貧乏ながら気楽な人生TV」からの動画だ。

この動画もとても大切なことを私たちに教えてくれている。

定年退職した途端、私たちは長い自由時間のただ中に放り込まれる。

自由時間をいかに過ごすか準備のできている人にとっては、喜びに満ちた幸せなものとなりえるだろう。しかし、準備のできていない人にとっては、たとえ健康で財政的基盤が整えられていても、自由時間は苦痛となるだろう。

実際引退してから2年以内に亡くなる人や痴呆になる人は珍しくなく、自殺率もこの時期が一 番多いという。

多くの人が60歳で退職して、「死ぬまで続く自由時間の生活」に耐えられず、今までの経験を活かした仕事を探したり、新たな仕事につくべく資格をとったり、趣味を探したりしているそうだ。

会社以外に人との繋がりを作ってこなかった男性は、自由に使えるお金も時間もありながら引きこもりになってしまいやすいようだ。

私の父親がそうだったように。

お金と自由な時間が豊富にあるにもかかわらず、テレビを見て、お酒を飲み、毎日を不機嫌そうに過ごしていた父の姿を見ていると、父にとって自由時間は祝福ではなく、呪いではないかと思えてならなかった。

そんな父の姿を見て、体が自由に動き、精神的に若い時に“老後のための何か”を準備をしなければならないと思った。

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