健康寿命とは介護の必要がなく健康的に生活できる期間である。
厚生労働省によると、介護を受けたり寝たきりになったりせず日常生活を送れる期間を示す「健康寿命」が、2013年は男性71.19歳(同年の平均寿命は80.21歳)、女性74.21歳(同86.61歳)だったと公表した。
平均寿命との差は男性9.02年、女性は12.4年となっている。これは男性は死ぬまでの約9年間を寝たきりの状態で過ごさねばならないということだ。女性に至っては約12年間もだ。
毎年のように平均寿命が延びているが、ベッドで寝たきりの期間、機械での延命処置の期間が延びたからといって、はたして喜べるのだろうか?
以前、「死ぬ前の10年は何もできないと考えた方がいいよ」と誰かに言われたことがあるが、当たらずも遠からずのようだ。
60歳で会社を辞め、65歳で年金受給がはじまり、その後たったの6年で体が思うように動かなくなるというのか?
本当にそうなのか、会社を辞めて今年で15年目になる、私の父を見てみる。
現在(75歳)一人で歩くことも困難な状態であり、痴呆がかなり進行している。
思えば、7年前(68歳)頃、父との会話に違和感を感じるようになった。痴呆が出始めたのだろう。
それからの父はイライラが度を越してきた印象だ。毎日のお酒の量も増え、ちょっとしたことで母に怒鳴ったりしていた。
72歳くらいだろうか?父の健康状態が著しく悪化したのは。何度も入退院を繰り返した。
私の父を見ると75歳現在、明らかに健康的な生活をおくれていない。家族みなで介護をしている状態だ。この「健康寿命」信頼できるかもしれない。
私が現在47歳、
71-47=24
え!私が健康的に生活できる期間は残り24年しかないの!!。
早いとこ自分の好きなことをしなくちゃ。お金はあるのだから。
時間は待ってくれない。
また、スマホ片手に海外旅行にでも行ってこようか。