セミ・リタイヤは突然に

昨日会社の電気が止められた。そして労働基準監督署の方が来て、「未払賃金立替払制度」を利用するための説明をしてくれた。

流石に今日は、社長なり役員が現れ、何かしらの指示を出してくれるものと思っていたがそれもなかった。役員の一人に電話をしても、私には関係ないの一点張りだったそうだ。

何と言う無責任さだ。

さて、今日は社員の有志の一人として職業安定所に出かけてきた。社長が会社に現れない今、離職票をどうするのか、失業給付金の給付制限はどうなるのか、などを聞きたかったからだ。

離職票は職安でも作ってもらえるそうだ。

失業給付金は、自己都合の場合は、7日間の待機期間の後、3ヵ月の給付制限を置かなければ、失業給付金はもらえない。しかし会社都合なら、7日間の待機期間の後、3ヵ月の給付制限を置かずに、失業給付金をもらうことができる。

今回は会社都合にあたるため、すぐに失業給付金が支給されるだろうということだ。

これで来年には「未払賃金立替払制度」によって、10月、11月の給料の8割が貰えそうだ。そして来年の早い時期には、失業給付金が支給されるだろう。

今年は収入がないので、ちょっと辛いが、貯金を崩して乗り切ろうと思う。

さて、気がかりなのが元請け会社からの仕掛品が大量に工場内に残っていることだ。電気が止められなければ、一段落するまでやるのだが、昨日会社の電気が止められたので、私たちには何もできない。

照明が点かないし、溶接機が動かない、クレーンが動かない、シャッターが開かない、プレス械が動かない、コンプレッサーも動かない、さらに電話も通じない。

それでは無責任ではないかと言われそうだが、こればかりは仕方ない。我々もやりたいのだ。

今我々にできる仕事と言えば、掃除くらいのものだろうか。

さて、そんなこんなで、明日から有給休暇の消化期間が始まる。まさかこんな突然に、セミ・リタイヤ生活が始まるとは思わなかった。

明日から何をしようか。

温水プールの会員になって、プールにでも行って時間を潰そうか。

せめて1週間前にこうなることが分かっていたら、いろいろと考えをめぐらしていただろうに。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




スポンサーリンク