ベンツに乗ったブッダになりなさい

80日間に渡る海外旅行から帰って来て、4日目。

海外に旅立った時は、3月下旬で少し寒かったが、帰ってきた6月上旬は、初夏を思わせる暑い日が続いている。

しかし、インドのバラナシ、タイのチェンマイでは、40℃を体験しているので、どうってことない暑さだ。逆に丁度いいくらいだ。お昼でも普通に外を出歩けるし・・・。

家に帰ってきて、すぐに私の資産が今どうなっているのかを計算してみた。

80日の旅行で33万円もつかい、留守の間もいろいろなお金が引かれている。それなのに収入はほぼゼロ、資産がかなり目減りしているものと覚悟していた。

しかし、計算するとそれほどお金は減っていなかった。

おそらく株価の上昇が、目減り分を埋め合わせてくれたのだと思われる。特に日本株の電力株上昇と米国株のS&P500上昇が大きかったように思われる。

さて、今回の旅の目的は、将来の方向性、将来やりたいこと、ビジネスなどのきっかけなどを見つけることだった。

実際、見つけられたかというと、まったく見つけられなかった。その片鱗さえ見つけられなかった。

では、探していたかと問われれば、暑くてずーとベットで横になってYOUTUBEを観ていた。

「このままではいけない」という気持ちはあったのだが・・・、40℃を超す暑さには勝てなかった。

結局、日本にいるのと何も変わらない、ただ、居たところが外国だった。それだけだった。

そんなものだから、日本に帰ってきても、やることがない。

インドに行けば、徳の高いグル(指導者)に出会い、私の潜在意識に潜む無限のパワーを引き出してくれるのではないか?そんな淡い期待があったが、まったくそんな人には会えなかった。詐欺師のようなインド人にはたくさん出会ったが・・・。

しかし、暇でたくさんのYOUTUBE動画を観ていたせいで、面白い動画にはいくつか出会えた。

その中の一つが、この動画だった。

この動画を観て、「私はいったい何で焦ってるんだ?」、「私は何を恐れているんだ」とクーラーの効いた部屋のベットで瞑想して、私自身に問いかけてみた。

結局、私が最も恐れているものの正体は、「見栄」だということが分かった。

この「恐れ」に対する解決策は簡単だった。

他人にどう見られようが関係ない。お金が無くなれば、また働けばいい。

家族にお金の心配をさせないで、自分の好きなことをする、それが私の一番の幸せではないか。

旅の中で、そんなことがあったことを思い出した。

日本に帰ってきたら、早速この本を注文し、読もうと思っていたことを思い出した。

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