赤城湖畔のキャンプ 2/2

(つづき)

翌朝6時に目が覚める。

昨晩は寒くて、なかなか眠れなかった。

防寒対策はしてきたつもりでも、寒かった。

今回のキャンプの防寒対策の一つ「湯たんぽ」が、だんだん冷たくなってしまっていた。

閉め切ったテントの中の前室で、湯たんぽのぬるま湯をクッカーにあけ、シングル・ガスバーナーで再び沸騰させた。

今回はシングルバーナーが大活躍だ。

沸騰したお湯を再び湯たんぽに戻す。これで寒さが和らぎ、ひと安心だ。

それにしても遠くで聞こえる、鹿の鳴き声が、まるで女性の悲鳴のようで、怖い。

お隣Bエリアの男性のイビキが、ここまで聞こえてくる。

彼はバイクで旅行しているようだ。

気が付くと朝になっていた。それなりに眠れたようだ。

早朝6時、辺りは明るいが、寒いので寝袋から出られない。お隣Bさんはテントを畳み、出発の準備をしているようだ。

7時テントの外に出る。

快晴だ。気分がいい。

辺りを散策する。

シングル・ガスバーナーでお湯を沸かし、インスタントコーヒーを作る。

チェアーを湖畔に持って行き、湖を眺めながらコーヒーを飲む。

少し肌寒いが、風がなく、気持ちいい。

しばらく過ごし、8時半、撤収のじゅんびをする。このキャンプ場のチェックアウトは10時だ。

Aエリアは駐車場から近いので撤収も早い。

約40分で荷物を車に詰め込み、撤収完了。後は自宅に帰るだけだ。

せっかく赤城山まで来たので、日帰り温泉に行くことにした。

行ったのは関東平野が一望できる「富士見温泉見晴らしの湯」だ。

お昼に、背油醤油ラーメンを食べる。美味しかった。

15時頃、自宅に着いた。

使った道具を洗い、次のキャンプに備える。

次のキャンプは一週間後、今日と同じ県立赤城公園キャンプ場だ。

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