原則を守る不退転の決意 その3

<引用ここから>

以上基本的なアウトラインの説明を終わりますが、伝わるもの、多少なりともあったでしょうか。

ここで1つだけ気を付けなければならないことは、原則は決して難しいものではなく、極く初歩的な基本的なもの単純なもので良く、あまり技巧的な小細工は必要ないということです。

なお以下のことはあくまでも、私たち中長期投資の道をゆっくり歩もうと志したものだけに当てはまることなので、短期投資の方は異論があって当然であり、やり方が根本的に異なっていますので、よろしくご理解下さい。

私たちは、空中ブランコのように買って売ってまた買ってまた売ってといった絶妙な妙技を、まずあきらめるところから出発しなければなりません。

俗にいう「運、鈍、根」といいますが、亀のように、牛のように、相場の小さな動きにはあまり一喜一憂しないで、あくまでも鈍く、あくまでものろまに、人に笑われながら、しかし決して休むことなく、でくのぼうのように歩いていけばよいのです。

これはあくまでも私の経験則であり、何ら論理的な根拠はないのですが、どうも幸運の女神様は、あまり小賢しい人間よりは、少し鈍いようなそれでいて粘り強く、あきらめないような人間の方が好きなのではないかと、思われる節があるのです。

今回の暴落にしても、前日に売り抜けるような妙技は、私たちには最も縁遠いテクニックだといえるでしょう。

たとえ暴落に遭遇しようとも、我らに原則ある限り、あくまでも原則を死守する不退転の決意を持って、勇気ひとつを友達に、悲しくなったら丘に登って空でも眺めて、そうだ、草笛を吹こうよ(いっけね、吹き方知らないよー)。

以上投資の原則について、簡単に紹介させていただきましたが、実はここには決定的とも言える2つの大切なことが、ものの見事に欠落しているのです。

そのことを次回説明したいと思いますので、この項まだ続きます。

もったいぶるな、と思われるでしょうが、これでも興味を少しでもつなごうと懸命に努力しているのですから、お許しください。

<引用ここまで>

私のやり方は短期(1日~2週間程度)トレードだ。でも少し応用すれば中長期トレードもできる。

もちろん時間軸を予め中長期と決めて参戦する。

例えば押し目を買いで仕掛けたとする。0-1

思惑通りに行けばTSL(トレーディングストップロス)を上げていく。

しかしあるところでTSLに掛かってしまったとしよう。この時現物売りで注文していれば、0-0。ここで取引は終了となる。短期スウィングトレードはこの繰り返しだ。

しかし信用売りを注文していれば、1-1となり売買は以前継続していることとなる。

もし再度上昇を始めたら信用の売りを手仕舞って0-1にし、買いを継続することができる。ツナギを用いた中長期トレードだ。

秘密の小部屋さんはもっとゆっくりしたやり方なので、私の忙しい中長期トレードとは少し違う。

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