いつも楽しく観ているRYUさんの動画から、今回は相場に関する動画だ。投資ではなく、投機(株トレード)に関してだ。
多くの人は、投資と投機を区別することはない。
しかしある程度株の勉強した人なら投資信託に代表される投資と、株トレードに代表される投機はまったく違うものだということが分かる。
この動画を観ていると、多分だが、RYUさんは経験豊富な株トレーダーだと思われる。
さて、最後の「相場で利益をあげるためには」は、とても重要だ。
〇 投機は余剰金のみで小さく始める。
〇 必勝法はないことを認識する。
〇 売買ルールを自分なりに持ちそれを厳守する。
〇 必ずストップロスを設定する。
私も以前、かなり熱心に株トレードを勉強していた。それこそ寝る間を惜しんでだ。そのおかげである程度の資産を築くことができた。
しかし、もっと儲けてやろうとその資金を使って株トレードをしたのが失敗だった。
「投機は余剰資金のみ」という重要事項を無視していたのだ。
老後はずっと先のこと、損をしても働いて稼げばいいと思っていた30代、40代前半は、そのお金は、確かに余剰金だった。
しかし老後は10数年後、働いてもそれほど稼げないことが分かってくる40代後半、いままで余剰金だと思っていたお金は、いつの間にか大切な老後資産に変わっていたのだ。
だんだん、トレードに失敗し、資産を減らすことに恐怖を感じるようになってくる。
株トレーダーが損失に恐怖を感じ始めたら、負けは目に見えている。損をしない=ストップロスを入れない、からだ。
ストップロスを入れないのだから、思惑が外れれば、損失は膨れあがるばかり、耐えられず、手仕舞った。
「投機は余剰資金のみ」、 「ストップロスを必ず設定する」という相場の基礎を破っての失敗だった。
今は高配当金銘柄をいくつか持っているだけで、トレードはしていない。
近い将来再び株トレードをするために、働いた給料の一部を貯金している状態だ。
相場は年初来高値を更新し、もう少し上昇するかもしれない。そうしたら手持ちの高配当金銘柄も処分するつもりだ。やがて必ず来る暴落で、買う株の資金の一部に充てる予定でいる。