大人の相場、子供の相場(4)

この記事は 2003/09/12に書かれたものです。

<引用ここから>

球磨の仙人さん、すみません、どうにも筆が進みません。当分の間、投稿は遠慮させていただくつもりでしたので、何としても書く意欲がわきません。しかも欠員が出たということで、山形へ旅行に行きます。帰ってくれば、四季報の発売ですので、10日間ほど仕事をしなければなりません。

そこで全く思いつくままに、一切のレトリックは無視して、申し訳ない気持ち分だけ、書かせて いただきます。お許し下さい、でもやっぱり、書けませんわ。

1、普段は、10年以上の月足だけ見ている、週足、日足は買いや売り出動する時だけ。

仮に日経平均で言うと、過去12年で、反騰は3回、92年が50%、1年10ヶ月、95年が5 0%、ほぼ1年、98年が60%、1年6ヵ月。

今回も、それに準ずるものと考える、しかも私の場合、その最高が出た時点で、現金8、株2の比率が理想、つまらんやりかたですわ。

個別銘柄に関していえば、大天井をつけた後、底まで2年6ヵ月から8年かかる(それは企業の業績による)底をつけた後反発するが、だましの仮底で大底でないものがかなりある。

大天井は底から、大型4倍、中型6倍、小型8倍ほど(東証1部、勝手にそう決めつけ、そのかなりまえから、危険には近づかない)。例外はいくらでもあるが、買う銘柄もいくらでもあるので、例外には手を出さなければいいだ けのこと。

2、原則、片商いに徹する、また追っかけ商いはしない。

今回でいえば、去年の10月から12月までが買い、今年1月時点で、現金0.6、株9.4、但しこれは例外的、最悪、現金は2残しておくのが理想。今回の下げが、いかに激しかったかとい うこと。

2月から少しずつつなぎ売り、4月に現金2.4(うちつなぎ1.8)株7.6、8月末で現金4.1(つなぎ3.3)株5.9、 今は現金4.5くらいか(毎月末にしか計算しないの で) 上にいけばつなぐ、下へ行けば買い戻す、予想できないのではなく、予想しない。この違いは 大きい。

つなぎの利点は2つ、1つはよく本に書いてある、売っても現金が入らないので買えない、つまり片商いに徹しられる、

2つ目は誰も言っていない、相場を張ったものしか解らない、つまり、上がったから売った、現金はある、儲けたから自信がある、相場を張りたくて仕方がない、我慢できない、そこで少しの押し目で買ってしまう、うまくいく、更に繰り返す、そして、、、、、。

3、注文は寄りつき成り行きのみ。

極めて大切なこと、これで決断力をつける、細かい値動きがどうでもよくなる、追っかけ商いをすると高値で買い、安値で売ることになるのでしなくなる(但しあくまでも平均しての話)

4、テクニカルは、自分にあった単純なものだけにする。

単純なものにしないと、相場の変動に振り回され、迷いが生まれ、基本をおろそかにし、感情にまかせて行動してしまう。

マネーマネジメントと連動しないテクニカルは、空しい。
罫線 → 買いまたは売り、これが理想、
罫線 → 自分の判断 → 買いまたは売り、これは最悪。

<引用ここまで>

「大人の相場、子供の相場」はここまでとなります。次回からは「君微笑めば、君に散る」が始まります。この連載も残り僅かとなってきました。


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