タイ旅行を終えて(16)

約2週間のタイ・パタヤ旅行を終えた。

さて、今回のタイ旅行の1番の目的は、ファラン(欧米人)のリタイヤ生活を観察することだった。

パタヤには多くのリタイヤ組ファランがいる。イギリス人が一番多いように思った。

彼らは昼間からファラン同士、バービアでビールを飲みながら歓談をしている。(昼間のバービアはハッピーアワーで安く各種ビールが飲める。)

そして夜になるとお気に入りのバービアでタイ人女性と歓談する。

バービアにとっても彼らリタイヤ組ファランは、毎日安定的にお金を落としてくれるいいお客なのだろう。

さらに、バービアだけでなく、タイ人経営の食堂、長期滞在者向けのコンドミニアムなどにも彼らファランのお金は使われ、それによってパタヤに住むタイ人の生活が成り立っている。

パタヤにはそのような仕組みが出来上がっているのだ。

そうして2番目の目的が「相場に対するモチベーションを上げること」だった。

労働しなくてもよいお金を手に入れて、相場に対するモチベーションが下がってしまった現在、次の目標を早急に見つけ出さなければならなかった。

お金があればいくらでも楽しい時間を過ごすことができる地、パタヤ。

私のお金に対するモチベーションを上げる、何かのきっかけが掴めればと思い行ってみたが、それほどの効果はなかった。

タイで生活するにはまだ周りの環境が整っていない現在、働きながら年に数回パタヤ通いをしてタイ語の能力をあげ、来たる日に備えようと考えている。

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