タイ最終日(9)

7/17(日)

荷物を預け、身軽になって、エアポートレール・リンクでバンコク市内に行く。

今回のタイ旅行は観光だけが目的ではない。

もう一つ重要な目的があった。それは息子の空手着を買うというものだった。

その目的を果たすため、BTSナショナル・スタジアム駅に向かった。

実は、2008年に娘たちに武道を教えていた時、道着と帯をナショナル・スタジアム周辺のスポーツ店に買いに行ったことがあった。

日本と比べて安く、かつ、質も日本のものと同等だった。

今回息子に武道を教え始めたので、娘の時同様、道着と帯を買おうと来たのだった。

しかし、コロナ禍の影響か、やっているお店は以前に比べて少なかった。しかもやっているスポーツ店で扱っている品は、サッカー用品がほとんどだった。

あるスポーツ店に入ってみて、武道用品はないかと聞いてみると、「ない」という。武道用品を扱っている店はないか聞いてみたところ、あるにはあるが、今日は日曜日なのでやっていないとのことだった。月曜日にまた来たらいいと言われた。

残念、今回は無理なようだ。

時計を見ると、15時、道着と帯は諦め、ゴーゴーバーが立ち並ぶナナプラザに行ってみた。

まだやっていなかったので、近くのバービアに入りビールを飲むことにした。

お店に入ると年配の女性が注文したビール持ってきてくれた。そのまま彼女と話をしているとビールを奢ってと言われた。彼女はここで働くバービア嬢でもあった。

丁重にお断りしたが、彼女は私の元から離れず、腕を揉んだりしてくれ、日本を訪れた時の写真を見せてくれた。

日本人の彼氏と大阪や京都に行った時の楽しそうな写真だった。

ナナプラザがオープンするのは何時かと彼女に聞くと19時だそうだ。まだ2時間以上ある。

彼女とのおしゃべりは楽しかったが、お土産を買いにショッピングモールのターミナル21に行かなければならなかったので、彼女にチップを多めに手渡して、バービアを後にした。

ナナプラザからターミナル21までは歩いて15分くらいだったので、歩いて行くことにした。

その途中、若いタイ人女性に腕を捕まれた。

彼女は「マッサージはどう?」とタイ語で誘ってきた。

タイ語で「いくら?」か聞いてみると、1000バーツだと言う。

「何処で?」と尋ねると、近くに200バーツのホテルがあるからそこでと言う。その他2、3タイ語で話をしたが、時間がないのでお断りした。

こんなハプニングもあるのが、タイの面白いところだ。日本では、昼間道を歩いていて、ホテルに誘われることはない、たとえお金目的であっても・・・。

ターミナル21に着くと、フードコートで夕食を食べ、家族や会社にお土産を買った。

センミーナムとドリアン

この旅でどうしてもドリアンを食しておきたかった。

時計を見ると19:30、再びナナプラザに行こうか迷ったが、お土産を買いこんでしまっていたし、仮に行っても30分くらいしか、いられないだろう。ゴーゴーバーに入ってビールを注文したら、それ以上いたくなってなってしまう。

空港の荷物預かり時間もある、ナナプラザは次回に譲ることにし、今回は空港に戻ることにした。

空港に戻ると、荷物を受け取って、チェックインカウンターの長蛇の列に並んだ。

コロナ前はWEBチェックインをしていれば、チェックインの列に並ばなくてもキオスク(発券機)で発券できた。

しかし、今は日本行の飛行機搭乗に必須の陰性証明書の提示義務があるので、並ばなくてはならない。

チェックインを無事に終え、入国審査、手荷物検査を終え、搭乗口に向かう。

途中立派なオブジェがあった。

多分、叙事詩ラーマヤーナの有名なシーンを表しているのだろう。

搭乗口で待機

時計を見ると23:30、いよいよタイともお別れだ。

今日1日の動画をまとめてみた。

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