プリーからバラナシへ(12)

2023/4/16(日)

思えば、15日間もプリーにいた。

サンタナロッジが、あまりにも居心地が良かったので、つい長居してしまった。

また来たい。

今日は、プリーからバラナシに移動する。20時間の列車の旅だ。

列車の時刻はプリー発午前11時、Yさんとサンタナロッジを9時半に出た。

幸い、宿を出たすぐのところでオートリキシャを拾えた。プリー駅まで100ルピーだ。

さすがオートリキシャ、駅に5分ほどで着いてしまった。

列車はまだ来ていないようだ。電光掲示板を見るも、まだプラットフォームが決まっていないようだ。

Yさんと話をしていると、列車がプラットフォームに入って来た。

我々が乗る車両はスリーパー(SL)、エアコンはない、ファンのみだ。

指定された席に座り、列車の出発を待つ。

私たちの前の席には、インド人の家族連れが座っていた。どこから来たのか?どこに行くのか?など他愛もない話をしたりした。

そうこうしているうち、列車は定刻に出発。

日中は、日差しが強い。窓を開けていても温風が入って来るのみで、少しも涼しくない。汗がダラダラ流れる。やはり割高でもAC車両にするべきだったと後悔した。

日が沈み、夜になっても涼しくはならない。日差しがなくなった分、多少マシになった程度だ。

午後10、みな中段ベットをセットし始めた。やっと就寝時間だ。

私は下段、Yさんは中段ベットで寝ることとなった。

SL車両は、基本、誰でも入って来れる。物売りでも、物乞いでもそうだ。貴重品の管理には気を付けないといけない。

貴重品の入ったバックを枕元に置き、現金は体に身に着けて寝た。

真夜中、窓を全開に開けていたので、寒さで目が覚めた。

窓を閉め、長ズボンをはき、ダウンジャケットを着て、再び寝た。

スマホで現在地を確認すると、まだまだバラナシは、はるか遠くだ。

明日の7時20分到着予定だが、本当に到着するのだろうか?

横になっていると、いつの間にか寝てしまった。

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