2023/4/16(日)
思えば、15日間もプリーにいた。
サンタナロッジが、あまりにも居心地が良かったので、つい長居してしまった。
また来たい。
今日は、プリーからバラナシに移動する。20時間の列車の旅だ。
列車の時刻はプリー発午前11時、Yさんとサンタナロッジを9時半に出た。
幸い、宿を出たすぐのところでオートリキシャを拾えた。プリー駅まで100ルピーだ。
さすがオートリキシャ、駅に5分ほどで着いてしまった。
列車はまだ来ていないようだ。電光掲示板を見るも、まだプラットフォームが決まっていないようだ。
Yさんと話をしていると、列車がプラットフォームに入って来た。
我々が乗る車両はスリーパー(SL)、エアコンはない、ファンのみだ。
指定された席に座り、列車の出発を待つ。
私たちの前の席には、インド人の家族連れが座っていた。どこから来たのか?どこに行くのか?など他愛もない話をしたりした。
そうこうしているうち、列車は定刻に出発。
日中は、日差しが強い。窓を開けていても温風が入って来るのみで、少しも涼しくない。汗がダラダラ流れる。やはり割高でもAC車両にするべきだったと後悔した。
日が沈み、夜になっても涼しくはならない。日差しがなくなった分、多少マシになった程度だ。
午後10、みな中段ベットをセットし始めた。やっと就寝時間だ。
私は下段、Yさんは中段ベットで寝ることとなった。
SL車両は、基本、誰でも入って来れる。物売りでも、物乞いでもそうだ。貴重品の管理には気を付けないといけない。
貴重品の入ったバックを枕元に置き、現金は体に身に着けて寝た。
真夜中、窓を全開に開けていたので、寒さで目が覚めた。
窓を閉め、長ズボンをはき、ダウンジャケットを着て、再び寝た。
スマホで現在地を確認すると、まだまだバラナシは、はるか遠くだ。
明日の7時20分到着予定だが、本当に到着するのだろうか?
横になっていると、いつの間にか寝てしまった。