2025/1/11(土)パタヤ3日目
明後日のコーラート行きのチケットを買った。
400バーツ、朝7:30出発だ。
今日も同じ宿の日本人Aさんと話をしていた。
彼の話は面白い。
彼も株で大きなお金を稼いだと言っていた。しかし私のように長期で運用する投資家というよりも、トレーダーのようだ。
Aさんの自分の欲望に忠実に生きているその生き様に感銘を受ける。
聖と俗のブレ幅が大きい、というより大きすぎる。
私も好き勝手やっているようだけれども、どこかで心にブレーキをかけているところがある。それは「正しさ」が原因のようだ。
Aさんと話をしていて、以前AUDIBLEで聴いた「悪魔とのおしゃべり」を思い出した。
あなたの価値観があなたの世界を形作っている。
抱え込んだ正しさがあなたの未来の可能性を奪っている。正しさがあなたの世界を小さくしているのだ。
正しさを抱えていなければ、何だってできる。正しさを頭の中から一掃できれば何でもできる。空だって飛べるし、奇跡だって起こせる。
だから今のあなたたちに必要なのは悪なのだ。悪だけが増えすぎた正しさに対抗できる唯一の手段なのだ。
理解できるアドバイスなら、そもそも聞く必要などないではないか。
「確かにそうだ!!」
体が自由に動き、自由に使えるお金のある今の私なら、何だってできる。
どこへでも行けるし、何だってやれる。空だって飛べるし、奇跡だって起こせる。
やらないのは私の信じている「正しさ」のせいだ。
Aさんは「正しさ」と言うのは少数の権力を持つ側が、多くの持たない側の人たちをコントロールするために植え付けたものだという。
確かに学校は、明治時代、国民を「良い兵隊」にするために作られたシステムだというのは知っていた。現代は「良い工場労働者」を作るためと言われている。
しかし、IT技術の出現で、このシステムも少しずつ機能不全を起こしているようだが・・・。
Aさんとの会話で、やはり60歳前に早期退職したのは、正解だったと改めて思った。
私が本当にやりたいことがいくつか思い浮かんだ。
早速メモして次の旅に活かそうと思う。