宇宙よりも遠い場所

先日ネットで「宇宙よりも遠い場所」という日本のアニメが、米紙ニューヨーク・タイムズの2018ベストテレビ番組の海外部門10作品の一つに選ばれたというニュースを見た。

宇宙よりも遠い場所、大気圏外、火星、月、よく分からん。暇だったので、どんなアニメかググってみた。

女子高生4人組が南極に行くアニメのようだ。

「南極か、いいな、行ってみたいな」と思って、アマゾンビデオで検索してみるとヒットした。

観て驚いた。もりんじまえ?、多々良?、館林ではないか。これって群馬の女子高生が南極を目指す話なのか?

俄然親近感が湧いてきて、全部観てしまった。なかなか面白かった。

私が一番南極に近づいたのは、チリだった。バルパライソという港町にいた時に、小さな観光ボートに乗って港を回ると、港の入り江で野生のペンギンが気持ちよさげに浮かんでいた。

浮かぶペンギンを見て、ずいぶん遠くに来たものだと思ったのを覚えている。

シンガポールの夜景を見て主人公が言うセリフが印象的だった。

「私たちの知らないところでも、多くの人たちがそれぞれの生活を送っている。毎日毎日とぎれることなく。」

私も外国に行ったときに、同じことを思うことがある。私がパタヤの街を去っても、明日もバービアの女の子たちは同じように営業し、ソンテウは走り、新しいお客がこの街を訪れる。当たり前ではあるが、何か不思議だった。

このアニメでオーストラリアから船で南極大陸を目指すシーンがある。船酔いに襲われる彼女たちを見て、昔船でグアムに行った時のことを思い出した。

そういえば私も高校生の時にフェリーでグアム島に行ったことがあった。船にいる間中、ずーと船酔いで、苦しんでいた記憶が蘇った。

行きに4日間、滞在2日間、帰り4日間、計10日間に渡る旅だったが、船に乗っている間は、まさに地獄だった。地面が揺れ、テーブルの上の水も揺れる、横になっても揺れるし、寝ても覚めても揺れる、もうどうしようもなかった。

地面は動かないものと思っていた、海なし県の群馬県民が、船で外海に出たのだ、当たり前といえば当たり前かもしれない。

硫黄島の近くを通ったとき、この船酔いの苦しみから逃れたくて、どれほど接岸してほしかったかしれない。

このアニメの主人公たちは、私が体験した揺れよりも激しい揺れの中で、どれほど大変だったことだろう。

このアニメを観て思ったのは、「引き寄せの法則」だ。思いが深ければ、思った通りのことが起こる。一人で思っているよりも、同じ思いをもつ仲間が集まれば、より思いは深くなり、引き寄せる力は強くなる。一般常識では、実現不可能と思われることも、できてしまう。

南極、きっと綺麗なところなんだろうな、でも寒そうだな。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




スポンサーリンク