昨日、父親の入院している病院から電話があった。父親が高熱を出し、容態が急変したので、見舞いに来てくださいという。
病院に行くと医者に「もう治療のしようがないので、家族の方は、覚悟しておいてください」と言われた。
これには我々家族は正直驚いた。
一昨日まで私たちは父親の退院後の、介護施設を探していたのだ。まだまだ父の死は先だと思っていたし、医者も父親の死のことなど、これっぽちも言っていなかったのだ。
それゆえ私も、何の心配もせず、来年の海外旅行の計画を立てていた。
しかし父の命が長くないかもしれないことが分かった今、旅の計画を練り直さなければならなくなった。買う航空チケットも最小限にし、ホテルの予約もキャンセル料のかからないものにして、様子をみることにした。
来年1月のインドネシアの航空チケットはすでに購入済みなので、最悪行かなければいい。ホテルはアゴダを利用して、ギリギリまでキャンセル料のかからないものにしてある。インドネシア旅行が中止になった時点で、すべてのホテルをキャンセルしようと考えている。
問題は、2月の妻とのタイ・インド旅行だ。
一昨日エアーアジアのタイ往復のチケットを買ってしまった。2人一緒の往路チケットと、日にちをずらした復路のチケットだ。父親の具合によっては、これらのチケットは無駄になるかもしれない。
私はインド行きのチケットも買おうと思っていたが、こちらも無駄になる可能性があるので、まだ買わないでいようと思う。インドのビザは無駄になるかもしれないが、収得はしておくつもりだ。
仮にタイに行けたとしても、インドには行かずに、タイ国内もしくはカンボジア、マレーシアなど陸路で行けるところにして、父親に何かあったら、いつでも帰国できるようにしておくつもりだ。
運よくインド行きのチケットが買えても、コルカタとバラナシだけ強行で行くかもしれない。
とにかく来年の旅行は未定となってしまった。