海外旅行

リタイヤしてからも継続して旅を楽しむには、「テーマ」と「コンセプト」が必要とのこと。

「テーマ」とは「企画の前提、主題」である。

「コンセプト」は、「テーマをどんな方向性で進めていくのかという指針、 はじめから終わりまでの一貫した考え方」 と言える。

私は海外旅行によく行く。

過去の旅を分析してみたところ、年代によって「テーマ」と「コンセプト」が変わり続けているようだ。

20代前半、世界中を放浪していた時の旅のテーマは「刺激」、コンセプトは「世界のディープな場所の探求」だった。

ちょっと危険と思わるところにも、そこに刺激があれば果敢に行っていた。グァテマラのプエルトバリオス、エルサルバドルのアカフトラ、コロンビアのメデジン、ペルーのカジャオ、チリのバルパライソ、ブラジルのサントス、リオデジャネイロなどだ。

30代の頃の旅のテーマは「スキューバ・ダイビング」、コンセプトは「一週間前後で行ける東南アジアの海」だった。

結婚し、子供ができ、20代のころのように自由に放浪の旅に出られないので、会社の休みをフルに活用して近場のフィリピンやタイにダイビングに行っていた。

40代の旅のテーマは、「将来の長期滞在地を探す」というのが旅のテーマと言えそうだ。

コンセプトは「多くない貯蓄と年金の範囲内で楽しく生活できる場所」。今のところ、一番の候補地はタイのパタヤだ。

50代の旅のテーマは、「冒険」というのがテーマとなるだろう。

タイを拠点に、フィリピンやインド、北アフリカ、東アフリカ、マダガスカル島など、ちょっと危険なところに行きたいと思っている。

コンセプトは「貧乏旅行」。イメージとしては旅行作家の下川裕治氏の書かれる本のような旅行スタイルだ。

60代になると危険は冒せないので、「物価の安い、治安のいい国で暮らす」というのが旅のテーマになるだろう。候補地はタイのパタヤ。

コンセプトは「多くない貯蓄と年金の範囲内で、メリハリつけてお金を使う」。好きなことや必要なことにお金を使い、無駄な出費はできるだけ控え、予め決めた予算内で生活する。

いつでも日本に帰れるよう、バイクやマンションなど高い買い物はせず、身軽にしておきたい。

70代にもなると、もう海外旅行は卒業だろう。群馬の田舎でひっそり暮らしているだろう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




スポンサーリンク