コロナ禍で海外旅行に行けなくなって1年近くになる。
昨年の今頃は、次の月、2月上旬に行くタイ旅行に思いを馳せていたものだ。
半年に一回は海外旅行に行かないと「旅の蟲」が疼きはじめる。
昨年は疼きを紛らわすために、「GO TOキャンペーン」を利用し、県内旅行に何度か行った。
しかし、この非常事態宣言で、その旅にも行けなくなってしまった。
まるで、監獄に入れられて、行動の自由を奪われてしまった気分だ。だんだん気分が滅入ってくる。
しかし、こういう時だからこそ、積極的に外に出て活動しなければだめだ。今日は比較的、風が穏やかで、天気がいいのでぐんま昆虫の森に行くことにした。
天気はいいが、空気は冷たい。赤城山も雪で真っ白だ。
昆虫の森に着いたのが10時、まだ駐車場に車はまばらだ。もう少し暖かくなったら、お客も増えるだろう。
赤城山の麓にある昆虫の森は、平地よりも気温が低い。
こんな寒い中でも、咲いているロウバイを見ると少しホッとする。
昆虫ドーム前の池は凍っている。
風が吹き始めたようだ。冷たい風が、身に染みる。
まずは、「バッタの原っぱ」を目指し歩く。
カワラヒワの群れに出会ったが、鳥たちも寒そうだ。
途中、何度も帰ろうと思ったが、バッタの原っぱに到着。
誰もいない。
次は、「茅葺古民家」に向けて歩く。
途中、ツグミを発見。遠くから撮影。
さらにセグロセキレイもいた。
風が冷たいが、もう少し歩こう。
(つづく)