5/6(月)
No.24「科学がつきとめた運のいい人」著:中野信子
心に残った言葉3つ
運のいい人は常識よりも自分を上に置く
運のいい人はゲームをおりない
運のいい人はいつも頭のどこかで夢を意識しておく
感想
株トレードはギャンブル的な要素もあるので、昔から「運」についての本は読んでいた。
この本も数年前にすでに読んでいた。
「なるほど」と思うところがあったので、私の株トレードに積極的に取り込んだものだ。
今回新版ということで改めて読んで(聴いて)みた。
運のいい人は常識よりも自分を上に置く
ブラック企業が採用する人の特徴は、まじめな人・人を疑うことを知らない人・人の話を素直に聞ける人・責任感が強い人だそうだ。つまりこの世の常識人だ。
世間では、理想的な人材ではあるが、反対の見方をすると・・・。
まじめな人 ⇒ 社会の規範に自分を合わせる人
人を疑うことを知らない人・人の話を素直に聞ける人 ⇒ 自分を持っていない人、自分を大切にしていない人
責任感の強い人 ⇒ 他の社員をおもんばかって辞められない人
抱え込んだ「正しさ」のために、未来の可能性を奪われ、狭い世界で生きる。
短い人生なのだ、そんな運の悪い人間にだけはなりたくないものだ。
運のいい人はゲームをおりない
本当にこれだと思う。
私は株トレードを辞めなかった。どんなにマイナスの出来事が立て続けに起きても・・・。
20年も株をやっていれば、大きな暴落に何度か遭うこともある。サブプライムローン問題・リーマンショック・コロナショック・・・。
しかし私は決して株を辞めなかった。大暴落が原因で株を辞めようと思ったことは一度もなかった。
それは下がった株は必ず上がるということを知っていたからだ。むしろ大暴落こそ儲けるチャンスとばかりに買い漁ったものだ。底で買った株は、何度も大きな儲けにつながった。
我々経験者が嬉々として、バーゲンセールで売り出されている株を買い漁っている時に、経験の浅い人たちは損失に耐えられなくて、このゲームをおりてしまう。
何とも、「もったいない」といつも思っている。
運のいい人はいつも頭のどこかで夢を意識しておく
「宝くじで3億円当たったら何に使う?」
私だったら全額で「米国株式投資信託」を買うと即答するだろう。
私の夢・目標は「働かないで生活する」ことなので3億円を米国株式投資信託に預けることが夢・目標を叶える一番いい方法だと思っている。
仮に3億円を毎年4%の金利で運用したら、毎年1.2千万円増える計算になる。毎月100万円使えるということだ。
毎月100万円あれば何をするだろうか?
タイのパタヤに行き、ゴーゴーバーに行って、ビールを飲んで・・・・。
楽しい妄想が膨らむばかりだ。
やはり私は「運のいい人」の部類に入るのだろう。