反比例

真逆の世界のルール

私は旅が好きだ。若いころは世界中を放浪していた。

旅をしていていつも不思議に思うのが、背負っているバックパックのみで半年だろうと、1年だろうと生活できてしまうということだ。実際1年6カ月、一度も日本に帰国することなく、バックパックのみで生活していた。

放浪の旅をしていた時は無駄なモノは荷物になるので極力持たないようにしていた。人生でもっとも楽しかったあのときは、モノが一番少なかったときであった。

最近思うのは、人はモノがなければないほど、幸せを感じるのではないだろうか?別な言い方をすれば、人生の幸福度はモノの量に反比例するのではないだろうか?

今でも私が質素な旅を愛する理由は、そんな人生の充実感を味わいたいがためなのかもしれない。

イエスや仏陀、世の聖人聖者と言われる人たちは、みな質素な生活をしていたようだ。モノが少ないぶん、心は満たされていたのではないだろうか?

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