来月の中旬、再び外国に行く。
妻に、なんで働きもしないで、旅行をしているのかと、よく責められる。
そのつど、「起業のため」と言っている。
しかし、起業のためと言いながら、何の起業をするのか決まっていない。
正直、何から手をつけていいのか分からないのだ。
妻には申し訳ないが、「異国に行けば、何か起業のヒントがあるのではないか」、「海外で心をオープンにすれば何かいいアイディアが浮かんでくるのではないか」、という思いで海外に行くのが現実だ。
幸い、2年は働かなくてもいいだけのお金はある。何とかなるさという思いもある。
しかし、少し焦っているのも事実だ。
会社を辞め1か月が過ぎたが、まったく何をしていいかのか手がかりも掴めず、時間だけが無駄に過ぎていくだけだからだ。
来月何か見つかるのか、再来月見つかるのか・・・。
YOUTUBEを見ていたら、両学長のリベラルアーツ大学で面白い動画をみつけた。
「起業失敗しないコツ」、まさに今の私が探していることにぴったしのタイトルだ。
マイクロ起業の鉄則 その1
〇 初期費用をかけない(小資本で始められるビジネス)
〇 固定費を下げる
〇 在庫を仕入れない(在庫をもたないでできるビジネス)
〇 利益率が高い仕事を選ぶ
ホリエモンこと堀江貴文氏も同じようなことを言っていた。やはり個人が起業をやる鉄則なのだろう。
マイクロ起業の鉄則 その2
〇 日銭稼ぎも大事
〇 毎月の定期収入になっていく仕事を意識
〇 新しいアイディアでなくてよい
〇 持っている才能を活かす
〇 派手な商売をしない
〇 失敗を前提で考える
これをみてギックとした。
もしかして、私は世界中をアッと言わせるような「新しいアイディア」を探し求めているのではないか・・・。誰も考えなかったアイディアを求めて世界を旅しているのでは・・・。
両学長は新しいアイディアに価値はないと言う。私が考えつくようなアイディアは、すでに世界の誰かが考えているからだ。確かに、そうかもしれない。
それなら私の得意なこととは何だろうか?
ズバリ私の得意なことは、株式トレードと株式投資だ。
私がこの歳になってある程度の資産を築けたのは、若いときに始めた株式トレードのおかげだ。
私は今、積み立てNISAやジュニアNISAやっている。それ以外にも、米国ETFのVT・VTI・FMなど、米国の個別株も買っている。S&P500の上昇とともに利益も増えている。
もう一つ私の得意なことがある。それは語学だ。私は世界中どこへでも一人で行くことができる。まったく不安はない。それは語学(英語・スペイン語)に絶対の自信を持っているからだ。
両学長の動画を観て、会社を辞めた現在、もう新しいアイディアを探して世界を旅ている時間はないと思うようになった。
今あるものにフォーカスして、技能を磨いていくべきではなないか?
今やるべきことは、4月から始まるチェンマイ大学タイ語コースで、タイ語の能力を高めることだ。
タイ語がしゃべれたからと言って、それが起業とどう結びつくのかと妻にもよく聞かれるが、正直私にもわからない・・・。
しかし、私の得意の幅を広げることで何か見えてくるのではないかと思っている。
とりあえず、6月上旬まで、私の好きなことをやらせてほしいと妻には言ってある。