トレードで大切なことは、かたよらない心、とらわれない心、こだわらない心を持ち続けることだと思っている。
これは「執着しない」という仏教の考え方だ。この考えは株トレードではとても大切だ。
株は買うものと勘違いし、かたよった心でいると絶好のカラ売りの機会を失う。
安全(お金を失わないこと)に、こだわっていると期待値が低くなる。
直近の損失にとらわれていると仕掛けることができない。
トレードで利益が上がらないとき、お金を失わないようしている自分に気がつく。それはお金を失うという苦痛を味わいたくないからだ。
苦しみの原因は何なのか?
自らが執着しているモノはなんのか?
なぜ自らの心がそのモノに執着するのか?
苦しみを生む執着心が分かれば、苦から逃れることはできるのである。