私は英語、スペイン語、韓国語、そして日本語を喋ることができる。
喋れると言っても、英語は英検2級レベル、スペイン語・韓国語は資格試験を受けていないのでどの程度かはわからない。しかし日常会話はできる。
今、独学でタイ語を勉強している。
目次
目指すタイ語のレベル
私が目標とするタイ語のレベルは日常会話レベルだ。
別にタイの大学に行こうとは考えていないし、タイにあるタイの会社に就職しようとも考えていない。
市場で普通に買い物ができるレベルでよい。
しかし、市場で外国人ということでお金を余計にぼったくられない程度には喋れるようになりたい。
それが私がタイ語に求める最終目標だ。
伸ばすタイ語の能力は?
そう考えると話す・聞く能力を上達させなければならない。それにはタイ語独特の発音・声調などを勉強しなければならない。
日本でもCDを使って発音・声調の勉強はできるが、やはりタイ人の先生のもとで指導を受けた方がいいように思う。
独学では文法・単語の暗記が中心になる。もちろんこれはこれで話す・聞く能力には不可欠だが、どちらかというと読み・書きの能力だ。
スペイン語学校に通ったが・・・
さて、日常会話レベルであれ、学校では習わない、スペイン語・韓国語をどのように習得できたのかを考えてみた。
スペイン語を例にとると、まずグアテマラのアンティグアという町にある語学学校で、約2週間マンツーマンでスペイン語の勉強をした。その時学校の紹介で現地の家族の家にホームステイさせてもらった。
正直、ここでは全くスペイン語が上手くなったとは思えなかった。
しかし、メキシコに帰ってきたときに、いつも聞き取れないでいた言葉の意味が分かるようになった。
例えば、乗り合いタクシー(コレクティーボ)でドライバーがいつも言う、アドンデバという言葉。
いつもは聞き流していたが、これは
ア・ドンデ・バ = A(~へ) Donde(どこ) Va(行く)?
英語で表すと、To where(you) go
日本語にすると「どこに行くの?」と聞いていたのだ。
その後、メキシコ・シティーのUNAM(メキシコ国立自治大学)でスペイン語のグループレッスンを受けた。
ここでもスペイン語の上達は感じられなかったが、そのまま中南米旅行に出発。
旅の会話で上達を実感
エルサルバドルの港町アカフトラにあった日本人宿に数日滞在。この町にあるバーで出会った女の子とスペイン語で会話をする機会があった。昼間は時間があるので、スペイン語の勉強をした。
旅の間は、日本語を話す相手がいないことが多かったので、喋るのはほとんどスペイン語だった。
ペルーの首都リマにいた時、一緒のドミトリーにいた、日本人大学生が現地の女の子をドミトリーに連れてきた。スペイン語を話すのは私だけなので、彼女との意思伝達は私がした。
翌日、日本人大学生は次の目的地に旅立っていった。しかし、ペルー人の彼女は私の泊るドミトリーに、私に会いに通い続けた。ここでも会話はスペイン語だった。
さらに、南米チリのバルパライソという港町に行ったとき、当時は大きな歓楽街がある町だった(現在世界遺産である)、この町にしばらく滞在し、毎晩のように歓楽街に行ってチリ人女性とお酒を飲んで楽しい時間を過ごした。
チリは中南米の3Cの1つで、美人が多い国だ(他の2つはコロンビア・コスタリカ)。この時もスペイン語で会話をしていた。
語学習得の成功例
この時にはもう日常生活はスペイン語で何とかなっていた。わからない単語は辞書で調べるか、現地の人に聞くこともできた。
Como se dice 〇〇〇 en Español ? 〇〇〇はスペイン語で何て言うの?
Como se dice esto ? これは何んて言うの?
中南米を約6か月かけて周ってきて、メキシコに帰ってきた時には、私のスペイン語はかなり上達していた。
この成功体験があるので、タイ語習得もこの方法でできるのはないかと考えている。
タイ語ではどうするか?
まずは個人レッスン、そしてグループレッスン。そして実践会話。
幸い、バンコクやパタヤには、会話の実践場には困らないほどのバービアがある。
昼間は学校でタイ語の勉強、夜は習ったことをバービアで実践。
これを繰り返し行えば、タイ語の上達はそれほど難しくないのではと思っている。