敵を知り、己を知れば

敵を知り、己を知れば百戦危うからず

孫子

相場における敵とは誰だろう?

株価だろうか? いいや、株価は常に中立のはずだ。株価は私からお金を奪おうとしてはいないし、私を苦しめようともしていない。もし株価が敵と見えるなら、それは私の心が作り出した幻であり、思い込み(被害妄想)だ。

それでは本当の敵は誰なのだろう?

それは私自身の心に巣食う一度にたくさん儲けたい、一円でも損などしたくないと思う「強欲な思い」と、思惑通りにいかず、損したらどうしようと思う「恐怖心」だ。

では己とはだれなのだろう?

それは客観的に見た「今」の心の状態だ。強欲な思いに囚われいないか?恐怖心におののいていないか?もしこれらの思いに囚われていることに気づいたら、冷静に自分の心を見つめることが大切だ。

繰り返すが株価は、決して私からお金を奪おうという意思はないのだ。

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