ポートフォーリオ

6月に私の持っている株の配当金が入ってきた。

その金額約58000円、臨時収入としてはなかなかの金額だ。

いつもはこのお金を生活費に充てていたが、今回はこのお金を使って、日本の高配当株に分散投資をしようと思っている。

今日本株には高配当のものが、ゴロゴロある。

しかし、注意しなければならないのが、高配当銘柄の中には、問題を抱えている企業もあるということだ。

例えば、日産自動車(7201)、今まで高配当銘柄として有名だったこの株は、不祥事が続き株価が下がり続け、とうとう無配当になってしまった。

東京電力(9501)もそうだ。代表的なディフェンシブル企業だったこの会社も、東日本大震災の影響で、無配が続いている。

老後の安定収入として、これらの企業に多くの資金をつぎ込んでいた人達は、キャピタルゲインもとれず、インカムゲインもとれずと、踏んだり蹴ったりとなってしまった。

こういう罠に陥いらないためにも、高配当の個別銘柄への集中投資は避け、分散させた方がいい。

米国株で言うところの、SPYD、HDV、VYMなどの高配当ETFのようなものだ。

日本にもこのようなETFがあるにはある。日経高配当株50ETF(1489)がそれだ。

しかし、この株あまり人気がないようだ。

それというのも、構成銘柄が銀行株と卸売業株(商社)に偏りすぎて、電力・ガス株、鉄道株、運輸株、倉庫株などのディフェンシブル株が全く組み込まれていないからだ。

それならと、日経高配当50ETFの一部を入れ替える形で、自分なりの高配当銘柄のポートフォーリオをつくってみた。

全部で42銘柄。

今回のポートフォーリオの中には、NTTドコモ(9437)や東京海上ホールディングス(8766)などの一株単価の高い銘柄もあれば、みずほFG(8411)やENEOSホールディング(5020)などの単価の安い銘柄もある。

普通どこの証券会社も最低売買が100株単位なので、42銘柄をひとパックにすると数百万円くらいかかるものだ。

それがネックでいままでできなかったのだが、SBIネオモバイル証券という証券会社をつかえば一株単位で購入が可能、さらに、ひと月50万円までなら手数料200円のみなので、わずか8万円で42銘柄がひとパッケージできしてまう。

この証券会社を使えば、自分のポートフォーリオを簡単につくることができる。

今回、構成銘柄が42銘柄なので、1銘柄を2.3%に近づけるべく、数を調整したので、10.2万円かかってしまった。

年間配当金は税引き前で5100円もらえる予定、配当利回りは5.0%となる。

次にもらえる配当金を再び投資することで、複利をいかして、雪だるま式に資金を増やしていきたいと思っている。

そして将来の海外長期滞在の足しにできたらと考えている。

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