バブル再び

今米国では、AIバブル相場が起ころうとしている。

いや、もう起こっていると言う人もいる。

思えば24年前、日本ではITバブルが起こっていた。

9984(ソフトバンク)を筆頭に9435(光通信)、9437(NTT)が高値を更新し続けていた。

しかし、4月に入り急降下、その時を境に下げトレンドが始まった。

私が株の世界にエントリーしたのは、6月ごろだったので、ITバブルが崩壊し下げの一時的な戻し自律反発の時だった

米国ITバブル

米国のITバブルは、いまから29年前(1995年)、ネットスケープがIPOしたのが始まりと言われる。

今回のAIバブルは、2022年11月にChatGPTが無料公開されたことが直接の引き金と言われる。

ITバブルが崩壊したのが2000年と言われるので約5年間続いたことになる。

今回のAIバブルも同じくらい続いたら、2027年くらいまで続くだろう。今年を含めて残り4年くらいだ。

強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく

強気相場は、「悲観の中に生まれ懐疑の中で育ち楽観の中で成熟し幸福感の中で消えていく」と言われる。

私の考えを、今回のAIバブルの中心銘柄の一つエヌビディアのチャートを使って説明したい。

①悲観の時(2022/10月 ~ 2023/5月)

②懐疑の時(2023/5月 ~ 2024/1月)

③楽観の時(2024/1月 ~      )

今は「楽観の中で成熟し」ている期間だと思っている。

YOUTUBEを観ると、このAI相場に対して、まだまだ懐疑的なことを言う人も散見さるので、幸福感には達していないものと思われる。

米国ITバブル期間中に世界で起こったこと

ITバブル期は、米国の一人勝ち、「パクス・アメリカーナ」の時代だった。ナスダックが新年を更新し米国人が浮かれているのがテレビを観ても伝わってきた。当時28~29歳の時だ。

米国は好景気に沸いていたが、アジアは悲惨なことになっていた。

1997年7月アジア通貨危機が起こった。

アジア通貨危機は、タイを震源としてアジア各国に伝播した自国通貨の大幅な下落および経済危機を指す。東アジア・東南アジア各国の資本が一斉にアメリカドルへ逃避し、各国は通貨暴落、対外債務の返済不能、金融システム危機、巨額の不良債権発生、深刻な景気後退に見舞われた。

1998年8月にロシアでルーブル危機が起こる。

ロシアで発生した金融危機だ。国内経済の構造問題と世界の金融危機が重なり、通貨ルーブルが暴落した。国債償還を5年延期し、事実上デフォルト(支払不能)に陥った。このロシア経済危機は世界同時株安の引き金となったと言われる。

1997~98年に日本で金融不安が起こる。

1997年から1998年にかけて、日本の金融システムは大きく動揺しました。1997年11月には北海道拓殖銀行や山一證券が破綻し、1998年には日本長期信用銀行や日本債券信用銀行が破綻しました。

AIバブルでも同じことが起こったら

もし今回のAIバブルでも同じことがおこるとすれば、米国株を持っているのが最強となる。その中でもAI関連銘柄のエヌビディアやマイクロソフトは上昇が期待できると思っている。

さらに米国ドルを持っているのもいいだろう。米国を除く世界経済の混乱で、対米ドルに対して世界各国の通貨が安くなるからだ。

3月から働き始めるが、働いたお金の多くを、来る世界通貨危機に備えて、米ドルで米国AI関連株に投資しておこう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




スポンサーリンク